こんにちは、ライターのYuiです。

寒い時期になると、朝方は車のフロントガラスが凍るので、本当に厄介ですよね。起きて仕事に行く時に外に出たら、車のフロントガラスが凍っていて、苦労した経験あなたもありませんか?

以前、私の出勤が早朝だったため、凍ったフロントガラスを溶かすために毎回お湯をかけて対策をしていましたが、単純そうに見えて、毎回すごく手間がかかる作業で、朝の貴重な時間があっという間でした。そこで、車検の時にいつもお世話になっている、おじさんに相談したところ、お湯をかけるのは危険があることを教えていただき、その方法とは別に勧められた方法が、早く凍結も解消される上に、出発前に温かい思いができるので、今でも助かっています!

そこで今回は、朝の貴重な時間を無駄にせず、凍った車のフロントガラスを1番早く溶かす方法をご紹介します。また、フロントガラスにお湯をかけるのは、なんで危険なのかも紹介していきます。

 

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車のフロントガラスが凍った時に時間をかけずに1番早く溶かす方法って何?

凍った車のフロントガラスを早く溶かすには、やはり解氷スプレーを使うのがおすすめです。解氷スプレーは、安く売っている物で大丈夫です。

まずは、朝起きてからすぐに車のフロントガラスに、解氷スプレーをかけに行きます。かける範囲や量は、その時の状況にもよってきますが、私の場合は、大雑把に全体にかけていきます。必要であれば、サイドミラーにも使用します。その後、エンジンをかけてください。エアコンの温度と、風量をMAXにして、デフロスターに切り替えます。デフロスターとは、フロントガラスにエアコンの風を当てて曇りを取る機能のことで、目印としては、扇形に3本の線が入ったマークで示されています。

解氷スプレーでフロントガラスを溶かしながら、中から暖めてデフロスターによって曇りをとることで、凍ったフロントガラスを早く溶かすことができるというわけです!

この方法なら、部屋に戻ってからでもゆっくり出勤の準備ができます!朝の忙しい時間を有効活用出来る上に、出発する時は、エアコンのおかげで車内は温かいので本当に快適です!ただし、早朝の車のエンジン音は、近所迷惑になる恐れがあるので、よく確認してから行いようにしてください。また、駐車場が遠くにあって中々行けないという場合には、後述でもお伝えする、フロントガラスカバーなどの便利グッズで対策することをおすすめします。

100円ショップで販売されている解氷スプレーを使って凍結したフロントガラスを溶かす動画です。ぜひ参考にしてみてください。
【カー用品紹介#24】一瞬で解凍!『 氷&霜取りスプレー 』

また、更にあると便利なのが「エンジンスターター」です。エンジンスターターとは、遠隔操作する小さいリモコンで、車のエンジンをかけたり、切ったりすることができるものです。これがあれば、わざわざ外に出なくても、家の中からエンジンをかけて、車の中を暖めることが可能になります。前日のうちに、駐車スペースに車を停めて、エンジンを切る前に、エアコンの温度と風量をMAXにしてから、デフロスターに切り替えておけば、エアコンのデフロスターだけで解消できる場合があります!

しかし、解氷スプレーとデフロスターだけでは、溶けないほどの厚い氷がフロントガラスを覆ってしまっている場合もありますよね。そんなときには、解氷スプレーとデフロスターに加えて、「霜取り用スクレイパー」を使うのもオススメです。霜取り用スクレイパーはガラスより柔らかい素材でできているので、フロントガラスを傷付けること無く、擦ることができます。これで、分厚い氷も取り除きやすくなります。車に1つ置いておけば事前の準備なども必要なく、出先で長時間駐車した際など急にフロントガラスが凍ってしまったときに対応できます。

 

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お湯をかけるのは危険?

フロントガラスが凍ってしまったとき、家にあるものだけで手っ取り早く溶かす方法として思いつくのが、「お湯をかけて氷を溶かす」方法ですよね?実際に私もやっていました。でも、凍結したフロントガラスにお湯をかけて溶かすのは、とても危険なんだそうです。

理由は、もともと、車のフロントガラスの構造は、事故が起きたときの衝撃で、ガラスが飛び散らないように、複数の合わせガラス構造になっているということです。そのため、凍結するほど冷えてしまった車のフロントガラスに、急激な熱が加わると、ガラスが膨張してしまったり、歪んでしまう現象が起きて、最終的にフロントガラスが割れてしまうそうです。車によっては、違う素材のガラスを使用しているため、むやみにお湯をかけてしまうと、膨張率が違ってくるので、割れてしまう可能性が高くなってくるようです。

また、フロントガラスに小さなキズなどがあると、そこからヒビが入って割れてしまうということもあるようなので、お湯をかける方法には注意が必要です。その他にも、溶かすためにかけたお湯が、走行中に再び凍結してしまうということもあるので、結果的にあまりいいことではないですよね。

それでも、解氷スプレーなどのフロントガラスを溶かすための道具がなく、どうしても、すぐにフロントガラスを溶かしたいときは、30度~40度ぐらいのお湯がいいようです。目安は、お風呂の残り湯くらいの温度です。しかし、お湯で溶かす場合は、自己責任となりますので注意をしてください。

凍結したフロントガラスを溶かすのにお湯をかける方法は一見簡単に見えますが、意外と手間がかかる上に、危険が潜んでいるので、なるべく避けたほうがいいです。

フロントガラスの凍結防止策に効果があるものは?

ここまでフロントガラスが凍結したときの解決法を紹介してきましたが、そもそもフロントガラスが凍結しなければ、この悩みは解決されるはずですよね。そこで、少しでもフロントガラスが凍結しないように、凍結防止策を3つご紹介します。

まず1つ目が、フロントガラスカバーをつけておくことです。このフロントガラスカバーは、凍結だけでなく、雪が積もってしまった場合も、カバーを外すときに一気に雪を取り除くことができるので便利です!フロントガラスカバーは、さまざまな種類のものが販売されていますが、ある程度、分厚い物で、固定する際にドアに挟み込む事ができるような、しっかりと風対策ができるものがおすすめです。車を使いたい前日にカバーをすれば、乗りたいときに凍っていてもカバーを外してすぐに視界が綺麗になります。

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凍結防止策2つ目は、フロントガラスに撥水コートを塗ることです。フロントガラスに撥水コートを全く塗っていないと、ガラスに水分が張り付きやすくなるため凍結しやすくなるようです。撥水コートを塗ることで、凍結が緩和されます。絶対に凍結しないというわけではないですが、凍結してしまっても撥水コートが塗ってあれば、スクレイパーなどで氷を削るときなど、スルスルと氷が落ちてくれるので便利です!撥水コートも種類がたくさんありますが、スプレータイプが簡単にできるので、オススメです。

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凍結防止策3つ目は、屋根のある場所に駐車することです。凍結は、空気中の水蒸気がフロントガラスに付着し、それが凍ることによって霜がおりて起きる現象です。つまり、車の上部を遮るような屋根のある場所に駐車をして、水蒸気が車体につかないようにすれば、フロントガラスは凍結しないということになります。でも、ガレージやカーポートがなく屋根のある場所に駐車なんてできないという場合は、屋根の端や、建物から少しでも突き出している場所があれば、凍結は軽減することができます。次の日の天気予報で気温がかなり低くなる予報が出ていたら、駐車の仕方を少し考えてみるだけでも変わってきます。

 

まとめ

寒い時期に車のフロントガラスの凍結に悩まされていたなら、今回、私が紹介した、解氷スプレーとエアコンのデフロスターの方法を是非試してみて下さい。凍結もすぐに解消された上に、出発する時の車内は温かいので、本当におすすめです。私も今では、フロントガラスにお湯をかけることなく、おじさんに教えてもらった解消方法で朝の貴重な時間を上手に使っています。参考になれば嬉しいです。

 

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