こんにちは、ライターの西村です!

日本には古くから様々な風習がありますが、あなたは正しい対応ができていますか?

私には、大学時代からお中元を贈ってくれる友人がいるんですが、最近は私の仕事が忙しくて、お礼の電話をかけたり、はがきを出す時間が取れないので、「メールで済ませてもいいのかな・・・」と悩むことがありました。

そこで今回は、お中元のお礼をメールで送ってもいいのか、メールで送る場合、どんなことに気をつけるといいのかを調べてみることにしました!

 

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お中元のお礼はメールで送って大丈夫?

Eメールを送る男性のイラスト

調べたところ、お中元のお礼はメールで送っても大丈夫ということがわかりました。

でも、相手によっては「メール」を使うと失礼になってしまうので、注意しないといけないようです。

普通はお中元を受け取ったら、3日以内にお礼状を書くか、電話をして感謝を伝えるのがマナーのようなんですが、忙しくてなかなか時間の取れない現代人には難しいですよね。

そこで、「メールでお礼を送ってはいけない人」と「メールでお礼を送ってもいい人」について具体的にご紹介します。

メールで送ってはいけない人

取引先・目上の人・昔からの決まり事を重んじる人へは、お礼をメールで済ませない方がいいです。

お中元をいただいたら、手紙でお礼の気持ちを伝えてくださいね。

なお、正式なお礼状を送る前に、取り急ぎ感謝の気持ちを伝えておきたい場合は、メールを活用しても大丈夫のようです。

 

メールで送ってもいい人

家族や親しい親戚・友人・普段からメールのやり取りをしている人など、とても親しい人に対してはメールでお礼をしてもいいそうです。

いつも接している相手なら、気軽にメールでお礼を伝えられます。

 

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お中元のお礼をメールで伝える場合はどう書けばいいの?

手紙を渡す会社員のイラスト

お礼を書くときのポイント下記の7つあります

どの相手に送る場合もこれらのポイントさえ抑えておけば大丈夫です。

  1. 頭語(拝啓、謹啓)
  2. 時候のあいさつ
  3. 相手の健康状態をたずねる
  4. お中元をいただいた感謝の言葉
  5. 相手や相手の家族の健康を願う言葉
  6. 結びの言葉(敬具、拝具、謹言)
  7. 日付と差出人名

 

メールを書くときは、あまり堅苦しく考えず、自分の言葉で素直な気持ちを伝えるのが一番です。

自分だけではなく、家族も喜んでいることや、具体的なエピソードなどを書くと素敵なお礼のメールになると思います。

ここからは相手別に、お中元のお礼に対する文例をまとめてみたので、是非参考にしてくださいね。

親しい相手に送る場合

【ポイント】
頭語と結びの言葉を省いても大丈夫です。

【例文】
○○様

本格的な夏がやってきましたね。ご無沙汰していますが、皆様お元気でしょうか。

私の方は相変わらず仕事に追われていますが、元気にやっています。

この度は、お中元をお贈りいただきありがとうございました。

私の好物で、早速美味しくいただきました。私の好みを覚えていてくれて本当に嬉しかったです。

当分は暑さが続きますが、どうぞお体にお気をつけてお互い頑張りましょう。

□月□日
差出人名

 

親戚に送る場合

【ポイント】
親戚の家族を気遣う言葉を一言入れるといいですよ。

【例文】
○○さんへ

拝啓 

本格的な夏の訪れとなりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

この度は結構な品を送っていただき本当にありがとうございました。

私の方は相変わらず仕事に追われ忙しい毎日ですが、頂いた△△でこの夏を元気に過ごせそうです。

奥様にもよろしくお伝えください。季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。

敬具

□月□日

差出人名

 

取引先に送る場合

【ポイント】
お礼状を送る前に、まずお礼をメールでしておく場合の書き方です。
実際にお礼の手紙に書くような改まった内容にしておくといいそうですよ。

【例文】
拝啓 

盛夏の候、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。

さて、この度は結構なお中元の品をご恵贈賜り誠にありがとうございました。

日頃私どもの方こそお世話になっていますのに、お心遣いをいただき厚くお礼申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

略儀ながらメールにてお礼申し上げます。

敬具

株式会社□□

代表取締役 ●●

 

部長など、上司に送る場合

【ポイント】
公私ともに気遣いいただいたことへの感謝を伝えるのがポイントです。実際にお礼の手紙に書くような改まった内容にしておくといいそうですよ。

【例文】
拝啓 

厳しい暑さがつづいていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

この度は大変結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。

私の方が日頃から大変お世話になっていますのに、このようなお心遣いをいただいて大変恐縮です。

早速、家族全員で美味しくいただきました。

まだまだ残暑厳しい日が続きますので、○○部長をはじめ、ご家族のみなさまも体調を崩されませんようお気をつけください。

今後とも、公私ともども何卒よろしくお願いいたします。

略儀ながらメールにてお礼申し上げます。

敬具

□月□日

差出人名

メールでお礼を送信する時に注意すべき点は?

注意のマーク

文面を考えたら、いよいよメールの送信です。

この時、相手の方に失礼のないように、以下の点に気をつけて下さいね。

お中元のお礼メールの件名は?

お礼メールの件名は、一目で内容がわかるようにしておいた方がいいと思います。

親しい相手なら、「お中元の品をありがとうございました」や「美味しいお菓子をありがとうございました」、改まった相手なら「ご恵贈ありがとうございました」などがいいようです。

また、別件のメールに返信する送り方は避けて下さいね。

 

メールを送るタイミングは?

基本的には、お中元が届いたらすぐにメッセージを送るようにしてくださいね。

届いてからあまりにも時間が空いてしまうと、お礼メールを忘れてしまうということもあるかもしれません。

目安としては受け取ってから3日以内に送るといいです。

ただし、いくら感謝の気持ちを早く伝えなくてはならないと言っても早朝や夜中、相手が仕事中で忙しい時間帯は避けたほうがいいと思います。
※ビジネス関係の相手なら営業時間内にメールするようにしてくださいね。

まとめ

今回調べてみたことで、お中元のお礼をメールで送ることについて、送る相手と書き方のマナーを知ることが出来ました。

私も友人からお中元をもらった時に、忙しさのあまりなかなか手紙を書くことができず、後回しにしてしまいがちでしたが、メールでもいいことがわかったので、これからはすぐにお礼を伝えることができそうです。

返信のお礼メールは、とても便利ですが、失礼になってしまう場合もあるためよく考えてから送るようにしてくださいね。

お中元のお礼をメールで送る相手と書き方がわからないと悩まれているなら、是非今回の記事を参考にしてみてくださいね。

 

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