健康・美容

ココアの効能は体にどう良いの?チョコレートと効果は同じ?

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こんにちは!ライターのAliceです。

ココアは甘くておいしいので私はよく飲むのですが、太ってしまうのではないかという不安がいつもありました。

でも先日、友人が「ココアは健康にいいらしいよ!」と言っていて、すごく気になってしまいました。

そこで、今回は、ココアが健康にどんな効果があるのか、また、チョコレートドリンクとの違い、おすすめの飲み方、気になる糖質についても調べてみました!

 

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ココアの効能は体にどう良いの?

チョコレートの写真

実際に調べてみると、ココアには健康や美容に効果的な栄養がたくさん含まれていて、私たちにとってたくさんのメリットがあることが分かりました。

しかし、デメリットとして糖分などによって太りやすかったり、虫歯になりやすかったりする点がありましたので、詳しくご紹介します。

まずは、ココアのメリットとして、ココアの効能をご紹介します。

食物繊維

食物繊維には大きく分けて、水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類があるのですが、ココアにはリグニンと呼ばれる不溶性の食物繊維が含まれています。

不溶性の食物繊維は、便の体積(量)を増やして、腸の動きをよくすることで便を排出しやすくしてくれるので、便秘の解消に役立ちます。

その結果、便秘や肥満の解消、大腸がんの予防にも役立つそうです。

確かに私も、ココアを飲んで寝た翌日はお通じがいい気がします。

便秘に悩んでいる人には、ぜひココアを飲むことを習慣にしてみてくださいね。

また、食物繊維は、コレステロールを吸収して体の外に出すという働きもあるので、悪玉(LDL)コレステロールを下げる効果もあるそうですよ。

 

ミネラル

ココアに含まれるミネラルには、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉄分などがあり、その中でも鉄分が多く含まれています。

鉄分には、貧血を予防する効果があるので、貧血が悩みの女性や、生理中の女性にとって、ココアは効果的のようです。

私も貧血気味なのが悩みだったのですが、ココアを飲むことでふらつきが減った気がします。

 

カカオポリフェノール

ココアに含まれるカカオポリフェノールには、様々な健康効果が期待されます。

① 血圧を下げる

カカオポリフェノールの成分には、血管を広げる効果があるようです。

そのため、高血圧の人は、血圧を低下させることができます。

② 動脈硬化を予防する

動脈硬化の原因は、悪玉(LDL)コレステロールが活性酸素(酸化した酸素)によって酸化してしまうことで起こるようです。

ココアに含まれるカカオポリフェノールは、LDLコレステロールの酸化を防いでくれるので、それによって動脈硬化を予防し、血管の流れを良くする効果が期待できるようです。

③ 美肌効果

カカオポリフェノールには、皮膚の角層水分量の低下を防ぐ働きがあるので、美肌に効果的です。

また、紫外線を浴びた後に肌が赤く腫れるのを防ぐ効果があるので、夏場に日焼けをしたくない人には特におすすめです。

 

テオブロミン

ココアに含まれるテオブロミンという成分は、大脳皮質を刺激し、脳の機能を活性化させる効果が期待できるそうです。

大脳皮質は人間の記憶や知覚を機能させる器官で、脳の司令塔とも呼ばれているので、その部分を刺激することで、集中力を促進させることができます。

私は、ココアに集中力を高める効果があるとは知らなかったので、これからは、勉強をする前にココアを飲んでみようと思います。

また、テオブロミンには血流を良くする効果があるので、カカオポリフェノールと同じように、動脈硬化を防ぐことができます。
そして血流を良くすることで体を温めることができるので、冷え性の対策にもなります。

 

このようにココアにはたくさんの成分が含まれ、それぞれに健康効果があることが分かりました。

次に、ココアを摂取する際のデメリットについてご紹介します。

カフェイン

ココアの原料は、カカオ種子を発酵、焙煎したもので、カフェインやポリフェノールが含まれています。

カフェインには、眠気を抑えて集中力を高める効果がありますが、とり過ぎると神経が過敏になってよく眠れなくなることもあります。

また、カフェインは血管を収縮させる働きがあるので、頭痛が改善することもある一方、カフェインが切れると再び拡張するので、その繰り返しによって頭痛が起こることもあるそうです。

ココア1杯に含まれているカフェインの量は微量ではありますが、小さいお子さんや妊婦さんなど気になる方は避けた方がいいと思います。

 

糖分

市販のココアには、純(ピュア)ココアと言われる砂糖やミルクが入っていないものと、砂糖やミルクなどが含まれた調整ココアが販売されています。

この調整ココアは糖分が多いので、たくさん飲んでしまうと、様々なデメリットがあります。

① 肥満の原因となる

糖分をとると血液中の血糖値が上がるのですが、それを下げるために、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。

ただ、このインスリンが血糖値を下げる過程で、糖分を脂肪として体に溜め込む働きをするので、とりすぎると肥満になってしまいます。

また、カロリーも高いため、とりすぎると肥満に繋がります。

実際にカロリーを比較してみると、ココア1杯当たりのカロリーは、

純(ピュア)ココア:18kcal
調整ココア:約77 kcal

 

となっていて、調整ココアの方がカロリーが高いことがわかりますね。

また、ココアを飲む際、液体に混ぜると思いますが、その混ぜるものにもカロリーがあります。

コップ1杯(200ml)当たりのそれぞれのカロリーは、下記です。

牛乳:約135kcal
豆乳:約105kcal
お湯:約0kcal

 

このように、ココア1杯でかなりのカロリーになるので、できるだけカロリーを抑えるために、純(ピュア)ココアをお湯で飲んだほうがいいと思う方もいらっしゃると思います。

しかし、純(ピュア)ココアは砂糖が入っていないため、カカオ本来の苦みが強いです。

そのため、その苦みを和らげようと砂糖を入れてしまい、本末転倒になる可能性があります。

そういったことを防ぐために、初めは牛乳や豆乳などに純(ピュア)ココアを混ぜたもので慣れていくことをおすすめします。

② 虫歯になりやすくなる

虫歯の原因は「糖」です。

糖分、つまり甘いものを食べたときに、口の中にある常在菌という菌が酸を生み出して、それが歯を溶かすことで虫歯になるようです。

また、唾液の働きで口の中を中性に戻すには1時間はかかると言われているので、ドリンクなどで糖をとる頻度が上がると、口の中が酸性になる時間が増えるので、虫歯ができやすい環境になってしまいます。

そのため、糖質をたくさん摂ることは、虫歯になりやすいというデメリットがあります。

 

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ココアってチョコレートドリンクと同じなの?

チョコレートドリンクの写真

調べてみると、ココアとチョコレートドリンクは、違うものだとわかりました!

具体的に何が違うのか、詳しくご紹介したいと思います。

ココアとチョコレートドリンクの違い

●材料

チョコレートドリンクは、カカオ豆を細かくすりつぶしたカカオマスと、カカオ豆の油脂であるココアバター、そして砂糖とミルクからできています。

一方ココアは、カカオ豆を細かくすりつぶしたカカオマスから、カカオ豆の油脂であるココアバターを抜いたものからできています。

そのため、ココアのほうがチョコレートドリンクに比べ飲みやすく、さっぱりした後味なのが特徴です。

チョコレートドリンクとココアの違いを説明する画像

 

このように、材料が違うことから、様々な違いがあります。

チョコレートドリンクは、板チョコ1枚分を牛乳と溶かして作ったもの、ココアは純ココア5gを牛乳に溶かして作ったものを利用して比較していきますね。

●カロリー

牛乳を混ぜて作ったココア1杯のカロリーは約160kcalですが、同じくチョコレートと牛乳で作ったチョコレートドリンク1杯のカロリーは約200kcalです。

チョコレートドリンクの方が油分が多い分、カロリーは高いです。

 

●脂質

チョコレートドリンクの脂質は約20gです。

一方、ココア1杯当たりの脂質は1.2gなので、チョコレートドリンクの方が脂質が多いです。

なお、どちらもドリンクとして飲む際は牛乳などの脂質が入るので、これよりも多くなります。

 

●糖質

チョコレートドリンクの糖質の量は約25gです。

一方、ココア1杯当たりの糖質の量は純(ピュア)ココアで0.8gなので、チョコレートドリンクの方が糖質が多いです。

なお、どちらもドリンクとして飲む際は、牛乳などの糖質が入りますし、純(ピュア)ココアを飲む際に甘さを足す場合などはより糖質が多くなります。

 

ココアとチョコレートドリンクの共通点

ココアもチョコレートも、カカオ豆からできているので、下記の共通点もあります。

●カフェインが含まれる

ココアとチョコレートドリンクそれぞれに、微量のカフェインも含まれています。

それぞれ1杯当たりの量を比較すると、ココアは10mg、チョコレートドリンクは約15mgです。

微量なので健康に害を及ぼすことはほとんどないと考えられますが、上記で述べたようにカフェインにはデメリットもあるため、気になる方は飲みすぎに注意してください。

 

●ポリフェノール含有量が多い

ココアもチョコレートドリンクも、ポリフェノール含有量がとても多いです。

ココアに含まれるポリフェノールの量は約3,000~3,400gチョコレートドリンクに含まれるポリフェノールの量は約850~1,800gと言われています。

これは、ポリフェノール含有量が多いと言われる、ワインが約250~450ℊと比べてみても、かなり多く含まれていることがわかりますね。

 

このように、ココアとチョコレートドリンクは似ているようで様々な違いがあることが分かりました。

比べてみることで、チョコレートドリンクよりもココアのほうがダイエットなどには向いていることが分かりますね。

ちなみに、私はヨーロッパに旅行した際、ココアが飲みたいのにチョコレートドリンクしかなく、チョコレートドリンクを飲んでみたことがありました。

チョコレートドリンクは、ココアと比べて味が濃厚で油分が多い感じがしたので、太りやすそうだなと感じたのですが、これは成分が違うからだったんですね!

ココアのおすすめの飲み方!

はちみつの写真

ここからは、ココアのおすすめの飲み方についてご紹介します。

飲み合わせを工夫することでより効果を期待することができます。

まず、純(ピュア)ココアを使った基本のココアの作り方を紹介します。

純(ピュア)ココアを使った基本のココアの作り方

●準備するもの(1杯分)

・純(ピュア)ココア約5g

・牛乳約200g

・水、またはお湯:大さじ2程度

・鍋

・泡だて器

・マグカップ

 

●作り方

ココアパウダーを鍋に入れて、泡だて器で混ぜながら煎ります。
→この作業をすることで、ココアパウダーがダマになりにくくなります。また、最初から牛乳などに混ぜて作るよりもカカオの風味がしっかり出ます。本格的なココアを楽しみたい人におすすめです。

色が濃く変化してきたら少しずつ水またはお湯を入れて、ペースト状になるまで混ぜます。

ペースト状になったココアに少しずつ牛乳を加えていきます。

すべての牛乳を入れ終わったら、泡立てずにそのまま待ちます。

鍋のふちに細かい泡が出てきたらすぐに火を止めます。

カップなどに注いで完成です。

 

このレシピでは、鍋を使っていますが、1杯作るために鍋を使うのは面倒だと思う方もいると思います。

そんな時は、マグカップにココアパウダーを入れて水であらかじめ溶いてペースト状にしてから牛乳を加え、電子レンジで温めて作ることもできます。

ココア×はちみつ

先ほど紹介した基本のココアには、はちみつとの組み合わせがおすすめです。

純(ピュア)ココアは苦みが強いと先ほど紹介しました。

そんな時、砂糖を加える代わりにはちみつを加えてみてください。

上の作り方の④で火を止めた後すぐにはちみつを加えるとココア全体にはちみつが混ざりやすくなります。

はちみつは砂糖と比べて少しカロリーが低いだけでなく、ビタミンやミネラルが豊富なので、美肌効果や疲労回復効果などが期待できます。

 

ココア×生姜

冷えを解消したい方には、生姜と組み合わせるのがおすすめです。

体を温める効果があるココアに、擦った生姜を小さじ1杯ほど加えることでさらに効果的になります。

こちらも基本のココアの作り方の④の後すぐに加えてみてください。

生姜にも血流を促進させ、手足の先の冷えを解消する効果があるので、特に冬場、風邪をひきやすい時期におすすめです。

ココアの甘さが生姜の苦みを和らげてくれますよ。

 

2つのおすすめの飲み方をご紹介しましたが、どちらも牛乳などと混ぜて飲むため、飲みすぎてしまうとカロリーが高くなってしまいます。

糖質や脂質の取りすぎになるので、ココアを飲むのは1日2杯までにしてくださいね。

ここからは、おまけとして、飲む以外におすすめのココアの食べ方もご紹介します。

ココア×ヨーグルト

暑い夏場には温かいココアを飲む気になりませんよね。

そこでおすすめしたいのは、ヨーグルトにココアを混ぜて食べる方法です。

これなら暑い夏でも食べやすく、はちみつやフルーツを加えて食べることで、ビタミンなどの栄養を効率よくとることができます。

ヨーグルトとココアには便秘を解消する作用もあるため、ダイエットとして食べることもおすすめです。

また、これにきな粉を追加するのもおすすめです。

私は個人的に好きな味だったので、毎日食べることができています。

お通じを改善することができているので、ぜひ試してみてください。

 

まとめ

調べてみると、ココアにはたくさんの健康効果があることが分かりました。

身体的な効果だけでなく、集中力の促進などにも効果があることはとても驚きでした。

また、寒い冬に飲むイメージのココアでしたが、夏にココアを摂りたいときには、ヨーグルトに混ぜてみるのもおすすめです!

ただし、ココアの健康効果を得るためには砂糖やミルクなどが入っていない純(ピュア)ココアを使うことも大切なので、その点は気をつけてくださいね。

皆さんもココアを正しく飲んで健康的な体を維持してくださいね!

 

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