こんにちは。ライターの、みんです!

はちみつは、香りも良く甘くて美味しくて、さらには健康にもいいイメージがあるので、積極的に食べている方もたくさんいらっしゃいますよね。

私も、最近はちみつが特に美味しいと感じるようになり、パンやヨーグルトに付けて食べるのにハマっています。

でも、スーパーなどで売られているのを見かけると、たくさんの種類があってどれを買おうか、何がいいのか迷ってしまうんですよね。

そこで今回は、はちみつにはどのような効能があるのか、種類と選び方についてまとめてみました!

 

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はちみつの効能って何?

お肌がピカピカな女性

はちみつは甘くて美味しいだけでなく、様々な効能があります。

調べてみてわかった具体的な効能をご紹介します。

①疲労回復

はちみつの主成分はブドウ糖と果糖で、体内で吸収されるのにこれ以上分解される必要がない糖です。

そのため、体内に入ると短時間で吸収され、栄養分となります

つまり、消化が早く、すぐにエネルギーとして活用できるので、疲労回復に効果があるということなんです。

疲労回復効果をより高めるには、はちみつと合わせて、レモンやお酢などのクエン酸を含むものを一緒にとると、更に効果的です。

 

②整腸作用

はちみつには、消化を助ける酵素や善玉菌を増やすグルコン酸やオリゴ糖など含まれているため、便秘や下痢などの症状を改善してくれます。

また、ストレスが原因の便秘を改善させる働きを持つセロトニンを作るためのトリプトファンも含まれているので、腸内環境の改善にも効果があります。

ヨーグルトと一緒に食べると効果は倍増です。

ヨーグルトにはビフィズス菌や乳酸菌、善玉菌が多く含まれており、はちみつに含まれるグルコン酸が更に増やしてくれるので、相乗効果が生まれます。

また、はちみつに含まれるオキシドールの殺菌作用は、胃の中の悪玉菌にも効果的で、胃炎の改善にも良いと言われています。

 

③ダイエット効果

はちみつを食べると成長ホルモンの分泌が促進され、その結果脂肪が燃焼されることにより痩せると言われています。

この他、お砂糖と比べると、はちみつのカロリーは3分の2程度でカロリーが低いうえに、お砂糖の1/3の量で同じ程度の甘さを得られることもダイエット向きと言われる理由です。

また、はちみつに含まれるアミノ酸やミネラルが脂肪を分解してくれるので、ダイエット効果をより高めてくれます。

さらに、はちみつに含まれている果糖はゆっくりと吸収されるため、血糖値を急激に上げることなく、脂肪に変わりにくくなります。

 

④美肌効果

はちみつには、肌の代謝を促したり、細胞の再生や粘膜を保護する働きがあるので、美肌に効果があります。

また、古い角質を落とし、お肌をつるつるにするピーリング効果保湿効果もあります。

唇の荒れや肘、膝などかさつきが気になる部分にはちみつを塗ってしばらく置いておくと次第にしっとりします。

また、洗顔やハンドクリームに少量のはちみつを混ぜるのも保湿やピーリング効果を得られるのでおすすめです。

 

こちらの動画では、はちみつの効能に関して紹介しているので、合わせて参考にしてみてくださいね。

 

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はちみつに種類ってあるの?

ゲンゲのイラスト
はちみつは大きく2種類に分かれます。

はちみつのほとんどを、1種類の花の蜜のみで作られるものを単花蜜(たんかみつ)、様々な種類の花の蜜によって作られるものを百花蜜(ひゃっかみつ)と言います。

百花蜜は、ミツバチの活動する地域内の様々な種類の花の蜜が混ざっているので、地域特有の風味が楽しめます。

また、時期によっても花の種類が違うので、また違った味が楽しめます。

単花蜜は、その花の種類によって色や風味などに違いがあるので、その特徴をご紹介します。

・アカシア花はちみつ

日本人好みのスッキリとした甘さです。

くせがなく上品で、寒い場所でも固まりにくいのが特徴です。

見た目は薄い色で、パンや牛乳などに混ぜて食べても美味しいです。

 

・レンゲ花はちみつ

ほんのりとした酸味が特徴で、口当たりがまろやかでコクがあります

ブドウ糖の含有量が多めなので、砂糖の代わりの調味料に使用したり、お菓子作りにも適しています。

ヨーグルトやシリアルと一緒に食べるのも合います。

 

・マヌカハニー

濃厚でハーブのような香りが特徴で、まったりとした甘さがあります

見た目はキャラメル色です。

はちみつほどさらっとしていないため、溶かすのに時間がかかります。

抗菌成分であるメチルグリオキサールが含まれているため、口内炎や創傷の治療にも役立ちます。

 

また、この他、はちみつの加工方法によっても下記のように3種類に分けることができます

①純粋はちみつ

ミツバチが花の蜜を集め、それを巣に持ち帰って貯蔵して作られたはちみつで、加熱などの加工処理をせず、何も混ぜられていないものを言います。

純粋はちみつと呼べるものは、水分の含有量が国産は23%以下、外国産は20%以下のものと規約で決められています。

天然のはちみつは殺菌力が強いため、長期保存が可能です。

 

②精製はちみつ

はちみつから色やにおいを取り除いたものです。

清涼飲料水や加工食品などによく使われます。

純粋はちみつは、結晶化しやすかったり花粉が混ざっていたりするのですが、これははちみつに含まれる天然成分のためです。

この天然成分が独特の濁りや結晶化の原因になるので、品質をよく見せるために、はちみつを精製します。

 

③加糖はちみつ

はちみつに水あめやブドウ糖などを加えたもので、はちみつが60%以上もものを言います。

なぜ加えるのかと言うと、理由は単純で、かさ増しするためです。

こうしてかさ増しすることで、安い値段ではちみつを作ることができるからです。

 

このように、はちみつの作られ方によっても違いがあります。

本物のはちみつの選び方は?

くまさんとはちみつ
これまで、はちみつの効能をご紹介してきましたが、実は、本物のはちみつを選ばないと、効能は得られないと言われています。

本物のはちみつとは、先ほど少しご紹介した、「純粋はちみつ」のことです。

でも、実はラベルに「純粋はちみつ」と書かれていても、高温で加熱処理されているものもあるため、注意が必要です。

なぜ、高温で加熱されるのかと言うと、天然のはちみつには花粉などの不純物が混ざっているため、ろ過する必要があるのですが、高温で加熱することによって、ろ過のスピードが上がるので、生産コストを下げることが出来るためです。

はちみつは35℃くらいから栄養成分が変化していき、60℃を超えるとほぼなくなってしまうと言われるので、高温で加熱することにより、酵素やビタミン類などの栄養素が飛んでしまいます。

これでは、はちみつの効能が十分に得られなくなってしまいますね。

これを見分けるには、下記のポイントがあります。

本物のはちみつの見分け方

①色が不透明であるか

純粋はちみつは、蜜の中にある花粉や酵素が混ざっているので、透明度が低い場合が多いです。

高温で加熱処理を行っている場合、はちみつに含まれる酵素が分解されるため透明度が増します。

 

②泡の有無

はちみつのを横に傾けたり逆さにしてみると細かい泡が見られます。

はちみつの中に様々な酵素が含まれているため、酵素が発酵し続けることにより純粋はちみつにはキメの細かい泡が見られます。

 

③「非加熱」「ローハニー」などの表示があるか

これらはどちらも加熱していないものということなので、こういった表示があれば安心です。

 

④結晶の有無

純粋はちみつの主成分であるブドウ糖は、低温になると結晶化(固まる)しやすいのが特徴です。

購入前にはわかりづらいですが、購入後、時間の経過や気温が低下した際に結晶が見られたら本物と判断できます。

 

このように、「純粋はちみつ」と書かれているだけでは、本物だと見分けることは難しいので、信頼できる販売元から購入するのが一番です。

はちみつ専門店や、インターネットではちみつの採取方法から加工方法までを詳しく紹介しているお店などから購入するのが安心ですね。

まとめ

はちみつには疲労回復や整腸作用、美肌やダイエット効果など、色々な効能があることが分かりました!

ただし、本物のはちみつを選ばないと効能が十分に得られないので、その見分け方も重要です!

たくさんあって何のはちみつがいいのか迷ってしまいますが、純粋はちみつの見分けるポイントを押さえることで迷わず選ぶことができます!

今後はさらに色々な食べ物と組み合わせて、はちみつの持つ効果を最大限に得たいと思います。

 

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