こんにちは、ライターのさゆです!

健康や美容にもいいとメディアでも話題となっている「はちみつ」ですが、甘いから太りそうと心配になりませんか?

私も健康と美容のためにと思って、朝食のヨーグルトにかけたり、コーヒーに入れたり、日頃からはちみつを愛用しているのですが、毎日食べていると太りそうと友人に指摘されてから不安になってしまいました。

はちみつダイエット」という言葉も聞いたことがあるので、個人的にはむしろ痩せる成分もありそうだし大丈夫だと思っていたのですが、やっぱり甘いということもあって、砂糖のようにカロリーが高いのでは…と気になり始めました。

そこで今回は、はちみつを食べると太るのかと、ダイエットに効くというのは本当なのかを合わせて調べてみました。

 

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はちみつは太るの?

ホットケーキとはちみつ

調べてみると、果糖の割合の多いはちみつを選ぶ食べ過ぎないという2点に気をつければ、太る原因にはならないことがわかりました。

わかりやすいように、同じように甘い砂糖と比較してみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

はちみつ

主成分:果糖(フルクトース)約50%、ブドウ糖(グルコース)約40%

はちみつの90%以上を占める主成分は「果糖」と「ブドウ糖」の2種類です。

この2種類は「単糖類」と呼ばれて、これ以上分解できない成分のため、体の中に入るとすぐに吸収され、体へ負担をかけることなく、短時間でエネルギーを得ることができます。

果糖は甘さを感じやすい成分で、砂糖と比べると1.2~1.5倍の甘みを感じることができます。

そのため、同じ甘みに仕上げるときに砂糖よりも使う量を減らせるため、カロリーを抑えられます。

また、太る要因の1つである血糖値が急激に上がるかどうか、に着目すると、ブドウ糖は血糖値が急激に上がり、果糖は血糖値がゆるやかに上がる、という特徴があります。

そのため、ダイエット目的の場合は、果糖を多く含む「アカシアはちみつ」、すばやくエネルギー補給をしたい場合は、ブドウ糖を多く含む「百花はちみつと、成分の割合によって得られる効果を意識して選ぶのもいいと思います。

 

砂糖

主成分:ショ糖 約97%

砂糖の97%は「ショ糖」という成分が占めています。

このショ糖とは、ブドウ糖と果糖が結合したもので、体に吸収するためには、単糖類に分解する必要があります。

分解する時間がかかるため、血糖値もゆるやかに上がりそうなものですが、実ははちみつよりもブドウ糖の割合が多いので、血糖値が急上昇します。

この血糖値の急上昇によってインスリンが必要以上に分泌されると、糖分を脂肪として蓄積することで太る原因につながると言われています。

また、ショ糖は虫歯菌の餌になり、歯を溶かす酸をつくる原因になってしまうので、注意が必要です。

 

血糖値の上がりやすさを数値化したものをGI値といって、低い方が太りにくいのですが、下記のように、数値で見てもはちみつは砂糖に比べて太りにくいということがわかりますね。

[GI値の参考]

・アカシアはちみつ:40

・百花はちみつ:85

・砂糖:109

 

カロリーの違いについては、次で詳しくご紹介します。

 

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大さじ一杯のカロリーは?

はちみつ

はちみつの摂取量の目安のためにカロリーを調べてみたところ、大さじ一杯(21グラム)で約62kcalということがわかりました。

一方で、砂糖は大さじ一杯(9グラム)で約35kcalなので、これだけ聞くとはちみつの方が高カロリーに見えてしまいますが、はちみつと砂糖では粒子の大きさが違うので、同じ大さじ一杯でも重さが違います。

はちみつに含まれる果糖という糖は、砂糖に含まれるショ糖の1.2~1.5倍甘さを強く感じるので、同じ甘さにしたいときは砂糖の2/3程度の量があればいいという計算になります。

そのため、砂糖大さじ一杯(9グラム)と同じ甘さにするとき、はちみつは6グラムほどあれば十分なので、約18kcalと砂糖の約半分のカロリーに抑えられます。

このことからも、砂糖よりもはちみつは太りづらいということがわかりますよね!

はちみつがダイエットに効くって言われているけどなんで?

はちみつと生姜

はちみつは砂糖と比べると血糖値の上がり方がゆるやかで、同じ甘さのときに砂糖よりもカロリーが低いことがわかりましたが、そのほかにも嬉しいダイエット効果がいくつもあることがわかりました!

体脂肪の燃焼

はちみつを夜寝る前に摂取することで、寝ている間に成長ホルモンの分泌が促進され、皮膚や筋肉、骨の細胞を修復します。

この修復の作業には体脂肪をエネルギーとして使うことから、寝ている間に体脂肪を燃焼して痩せることにつながります。

成長ホルモンは加齢によって分泌量が減ってしまいますので、寝る前にはちみつを摂取することがオススメです。

ただし、糖質やカフェインと一緒にとると逆効果になるので、ジュースやコーヒー、ヨーグルトや牛乳などは避けて、お湯に溶かして飲んだり、はちみつだけを摂取するようにして下さいね。

 

腸内環境の改善

はちみつには果糖とブドウ糖のほかにも、オリゴ糖、グルコン酸という腸内環境を整える成分が含まれているので、便秘解消につながります

生活習慣の乱れによって腸内環境が悪化すると便秘しやすいので、ポッコリおなかが気になる人はぜひはちみつを摂取する習慣をつけてみて下さい。

 

新陳代謝の活性化

ストレスや疲れ、生活習慣の乱れによって活性酸素が体内にたまると、体の衰えが早まり、新陳代謝が低下して太りやすい体になってしまいます。

はちみつに含まれる抗酸化作用のあるポリフェノールは活性酸素を除去し、また亜鉛が新陳代謝を促すため、老化を防止して痩せやすい体をつくることができます。

 

血流改善

体内に余分な塩分があると血液がドロドロになり、むくみの原因になります。

はちみつに含まれる豊富なカリウムは、余分な塩分を排出して血流改善をするので、むくみを予防することにつながります。

 

こちらの記事でもはちみつの効能について詳しくご紹介しています。

 
 

●要約

・はちみつは、果糖の割合が多いものを選ぶ、食べ過ぎない、ということに気をつければ太りにくい

・ダイエット目的なら「アカシアはちみつ」がオススメ

・はちみつの大さじ一杯のカロリーは約62kcalと砂糖の約35kcalよりも高いが、甘さを強く感じる果糖を含んでいるため、同じ甘さで比較すると、砂糖の半分のカロリーで済む

・はちみつには「体脂肪の燃焼」、「腸内環境の改善」、「新陳代謝の活性化」、「血流改善」などのダイエット効果がある

 

まとめ

はちみつは砂糖と比べると太りづらいだけではなく、ダイエットにも嬉しい効果がたくさんあることがわかりました!

「アカシアはちみつ」は特に太りにくいので、日常使っているはちみつや、料理の砂糖を「アカシアはちみつ」に置き換えてみたいと思います。

また、はちみつには寝ている間に体脂肪を燃焼させてくれる効果もあるので、夜寝る前に摂取するのもオススメです!

あなたも、はちみつが太るのか、カロリーなどが気になったときは、ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

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