こんにちは、ライターのあこです。

小学生の夏休みって割と宿題が出ますよね。

その中でも親御さんが頭を悩ませるのが「自由研究」ではないでしょうか?

一般的に「自由研究」といえば「科学」に関することであったり、「工作」が多いと思うのですが、子供がやろうとしている自由研究が、本当にそのテーマで大丈夫のか心配になることもあると思います。

この記事では、小学生の自由研究は、科学や工作でないといけないのか、どこまでが自由研究のテーマとして許されるのか、その範囲をわかりやすく解説していきます。

自由研究のテーマに悩んでいるあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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小学生の自由研究は科学や工作でないとダメなの?

夏休み

実は、小学校から特に指定がなければ、自由研究のテーマに科学や工作でないテーマを選んでもOKなんです!

なぜかと言うと、自由研究は、

・子供が自分で考えること

・子供が自分で行動すること

 

を身につけるのを目的にしているからです。

つまり、子供が自分で考えて、自分で取り組んだことであれば、科学や工作でなくても、立派な自由研究として認められるということになります。

そうは言っても、「本当にこれでいいのか」どうしても不安という場合もあると思います。

そんなときは、事前に先生に確認してみるのが一番安心です。

具体的にどういった研究をしようと思っているのかを伝えれば「ここをこういう風にすればOKですよ」と、いう風に全てダメというのではなく、お子さんの意見をできる限り尊重したアドバイスをもらうことができるかもしれません。

先生から「OK」をもらっているという事実があれば安心してお子様の研究している姿を見守ることができますよね!

なお、小学校から、「科学もしくは工作の自由研究」という風に指定がある場合には、当然学校の指示通りにしてくださいね。

これは、学校によっては市や県で開催されるコンクールに出すために、宿題として自由研究を出しているような所もあるためです。

実際、私の娘が通っていた小学校では毎年とある企業が開催しているイベントへ出品していたので、学校から「科学系のテーマで」と指定がありました。

このような指定がある場合を除いては、ぜひ子供が自由に決めたテーマで取り組んでみてくださいね。

自由研究の本来の目的を考えると、先生や親からの指示をそのまま行動に移すのではなく、自分から興味を持って、行動するということの方が大事です。

自分が興味を持ったことに対して、自分でなぜそうなるのかを考えてみて、実際に調べ、結果がどうだったのかをまとめてみるというのはその子にとってとても貴重な体験になりますよ。

 

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どこまでが「自由」の範囲なの?

FREE

小学校から特に指定がないのであれば、「自由」にやってみていいです。

そもそも自由研究には、「こういう風にやってみよう」「これについて調べてみよう」「何文字以上で提出」「ジャンルは○○」というルールがないからです。

もちろん、誰かを傷つけてしまうようなデリケートな題材や、法律に違反するような行動、マナー違反になるような活動はNGですが、子供が自分で考えて行動すれば、どんなテーマだって立派な自由研究と言えます。

子供の発想は大人が想像しているよりも遥かに豊かです。「科学」や「工作」に縛られずに、ぜひのびのびと満足できるまで「自由」に研究させてあげてください。

また、最近では「子供の自由研究に親がどこまで関わるのか」ということも話題になっていますが、「親が主導する」というスタンスではなく、「今興味があることって何?」「それってどうなっているのかな?」「調べてみようか」など、子供が自然と自分で考えて行動できるような声かけができるといいですね。

過去に科学・工作に関係ない自由研究を提出した子はいたの?

工作する子供のイラスト

学校から指定がなければテーマは自由とは言え、これまで実際に科学・工作に関係のない自由研究をした子はいたのでしょうか?

結論から言うと科学・工作に全く関係のない題材について調べた子は沢山いるんです!

いくつか例をご紹介します!

◎おばあちゃんが住んでいる○○県への訪問記写真を貼ってみたり、自分が実際に行ってみた所の歴史や感想を、新聞のようにまとめてみた。

◎入院生活密着!家族が入院したのをきっかけに、入院している間の1日の過ごし方や病院の中の設備についてまとめてみた。

◎数字を1から順番に足していって(1+2+3+4…)、どの数字の時に合計が1000になるかひたすら数えて、経過をまとめてみた。

◎昼の動物園と夜の動物園の雰囲気の違いを写真に撮って比べてみた。

◎家にあるドレッシングをすべて使って、どの組み合わせが一番美味しいかまとめてみた。

◎自分の足と、家族の足の形が違う所から、人の足の形を種類分けしてみた。

◎サイコロを1000回振ってみて、各面の出る確率をまとめてみた。

 

どの研究も科学や工作とは関係ありませんが、調べていて、書いていてすごく楽しそうですし、どういった形式で調べた結果をまとめていくのかでよりお子様の個性を発揮できます!

また、「面白いね」「目の付け所がいいね」と褒めてもらったり、ポジティブなコメントをもらった子が多かったようです!

「みんなと同じことをやる」のではなく「人とは違った観点から調べている」「自分が興味を持ったことを調べる」ということが大事なのかもしれませんね。

なお、まとめ方については、新聞のまとめ方を参考にするのがおすすめです!

こちらの動画の2:45~詳しく解説されていますので、まとめ方に悩んだら活用してみてくださいね。

小学生には言葉遣いなどが少し難しいので、親御さんが動画を見て、お子様にわかりやすい言葉で伝えてみてください。

 

まとめ

自由研究の「自由」というのは難しいですが、学校から指定がない限り、「科学」や「工作」にこだわる必要はありませんので、お子様が興味を持ったことをやらせてあげてくださいね。

その内容でいいのか・進め方はこれでいいのかどうしても不安だという場合にはやはり学校の先生に聞くのが一番です。

進め方やまとめ方などのアドバイスがもらえることもあるかもしれませんので、悩んだら先生に相談してください。

自由研究を通じて、親子で話し合ったり、子供の自分で考えて行動する力を伸ばす、素敵な機会にできるといいですね。

 

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