こんにちは、ライターのべにです。

山梨県の市川三郷町は、古くから花火師の町として知られる有名な場所ですよね。その場所で、毎年、花火の日と呼ばれる8月7日に山梨県内最大級の花火大会である、神明(しんめい)の花火大会が行われます。

私も1度は行ってみたいと思っていたんですが、友人から毎年すごい人って聞いていたので、なかなか行けませんでした。でも、今年こそは家族で行きたいと計画していたので、人混みを避けてゆっくりと花火を堪能できる穴場スポットや、アクセス方法、そしてメイン会場の情報を調べてみました。

今回は、日程や見どころを含めて、お子様連れでも安心できそうな穴場スポットや、地方からでも車で迷わないアクセス方法をまとめてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

 

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2018年の神明の花火大会の日程、見どころ

第30回 神明の花火大会 日程
■日程 2018年8月7日(火)
(雨天決行/荒天は翌日8日、9日に順延)
■打上時間 19時15分~21時
■打上総数 約2万発
■人出 約20万人

今大会の1番の目玉とされるのが、全国でも打ち上げ場所が限られていて、大変珍しい超ド級の2尺玉です!地上からだと、約500mまで上昇してから直径約500mに開花する花火なので、本当に楽しみにしています!なんでも、この花火を打ち上げるには、河川の広さや、観客との距離が十分にないと、簡単には打ち上げられない貴重な花火となっているようです!

また、最近では、プロポーズ花火とも呼ばれるメッセージ付き花火(打ち上げ花火とともにメッセージがアナウンスされるもの)や、テーマファイヤー、超特大スターマインなど音楽と花火を融合させた豪華なプログラムも多そうなので期待ができます。

そして、今回、私が最も楽しみにしているのが、グランドフィナーレです!夜空に色鮮やかな花火が次々と上がるので、まるで花火の中にいるような感覚になるようです!私の友人も特におすすめしていて、本当に圧巻の一言だったようです。

神明の花火大会は、全国の競技大会で優秀な実績を残す地元の花火師さん達が、毎年、この大会にはかなり力をいれているようで、一度見たら花火のクオリティーの高さに感動して、また見たい!という神明の花火ファンが全国にいるほどです!

そもそも、会場となる市川三郷町で行われる神明の花火大会のルーツは、戦国武将である武田信玄の「のろし」に始まると言われています。この「のろし」とは、火を焚いてあげる煙のことで、警報や、合図として戦で使われていたものです。

そんな市川三郷町では、独自の製法と技術で花火文化が定着し、江戸時代には日本の三大花火の1つに数えられていたほどでした。その後、花火大会は衰退し、いつしか行われることはなくなったようですが、「花火の町」として再興しようと1989年(平成元年)8月7日(所謂「花火の日」)に神明社の名をとり「神明の花火大会」として復活したのが始まりのようです。

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オススメの穴場スポットは?

神明の花火大会は、有料シート席もありますが、人混みを避けてゆっくり花火を楽しみたい方もいますよね。そこで、人混みを避けつつ車で行けて花火が楽しめる穴場スポットをご紹介しますね!

遅い時間でも駐車場に空きがある穴場スポット

大門碑林公園

打上場所から3キロほど離れた公園で、臨時駐車場になっています。駐車場からだと、ちょうど山が遮ってしまっているので、駐車場から少し歩いた場所で花火を見ることができます。

第一駐車場は、70台しか停められませんが、第二駐車場は150台も停められて、19時過ぎでも車を停められる穴場駐車場でもあります。(去年は19時半の時点で約30台の空きがありました。)

甲府南ICから20分くらいで着きます。

 

増穂ICから6分ほどで着きます。

また、この臨時駐車場は、神明の花火大会のメイン会場までの無料のシャトルバスが停車する場所のようなので、もし、メイン会場に行く予定がある場合は、ここに車を停めて行くのもおすすめです。早めに訪れれば、中国庭園風の公園も楽しむこともできます。

トイレが近くにある穴場スポット

湯沢公園

南アルプス市にある公園で、10台分の車が停められる駐車場があり、打上会場から7キロほど離れています。そのためか、花火開始1時間前でも、ほとんど人はいないようなので、ゆっくり花火を楽しむことができます。

園内のトイレが使用できるので、お子様連れでも安心して楽しめそうです!

公園スペースと展望広場があり、昼は富士山を眺めることができる絶景の場所でもあります。この公園には外灯がありますが、展望広場には外灯がないので、行く場合は懐中電灯を準備しておいてくださいね。

湯沢公園から見た花火の様子です。すごくきれいに花火を見ることができそうです!

甲府南ICから25分ほどで着きます。

 

増穂ICから10ほどで着きます。

増穂ICを降りて行こうと思っている方は、近いのでおすすめです!

写真撮影にもおすすめな穴場スポット

市川公園の近くの市川三郷町 広域農道

市川三郷町印沢にある市川公園近くの広域農道で、打上会場からは、2キロほどの場所となります。市川公園が臨時駐車場になっていて、50台停められて、公園内のトイレも使用できます。

市川公園に車を停めてから、約10分ほど歩くと花火を楽しむことができる穴場スポットがあります。(残念ながら市川公園からは花火は見えません)

ただ、最近では、写真撮影にも絶好なスポットになっているようなので、かなり多くの写真家が来ているようです。

市川公園までのアクセス
甲府南ICから30分ほどで着きます。

増穂ICから10分ほどで着きます。

花火が見える穴場スポットです。

甲府盆地の夜景も楽しめる穴場スポット

櫛形林道展望台

神明の花火大会は、大型花火が多い大会なので、会場から20キロほど離れている櫛形林道展望台からでも充分花火を楽しめるようです。

視界が良いポイントは、ちょうど停車できるスペースが確保されている場所が多く、車を停めてから見ることも可能です。甲府盆地の夜景を楽しめるスポットとしても人気の場所なので、花火も夜景も両方楽しみたいならおすすめの穴場スポットです。

甲府南ICから1時間半ほどかかるので少し遠い場所ですが、その分、人も少なくないのでゆっくり花火を鑑賞できそうです。

増穂ICからも1時間10分ほどかかります。

混んでいる道がほとんどないので渋滞は避けれそうですが、ただ、少し距離がある穴場スポットです。

 

殿原公園

富士川町の高台にあるスポーツ公園で、会場から5~6キロ離れています。公園内の階段からは、花火と甲府盆地の夜景の両方が楽しめる穴場スポットです。駐車場が50台分あるので、車を止めてゆっくりと花火を鑑賞できそうです。

また増穂ICから近いので、増穂ICを利用しようと考えている方には立地的におすすめできます!

甲府南ICから約30分で着きます。遠回りですがこちらのルートの方がスムーズに行けると思います。

増穂ICから13分。混雑する甲西道路を避けたルートです。

どの穴場スポットも、全て野外で花火を見ることになるので、虫よけ対策は必須です!

アクセス方法・混雑状況・交通規制などは?

ここまで、神明の花火大会の穴場スポットをメインにご紹介しましたが、メイン会場も気になる方も多いと思うので、アクセス方法や、混雑状況もまとめてみました。

神明の花火大会の打ち上げ場所は、三郡橋と富士川大橋の間で打上を行います。

メイン会場は、市川大門総合グランドになります。

アクセス方法

車でのアクセス方法(メイン会場まで)

中央自動車道の甲府南ICを降りて、国道140号を走り、県道4号を目指して下さい。(通常20分ほどで会場周辺につきます)

中部横断道の増穂ICを降りて、富士川大橋を渡り、県道4号を目指して下さい。(通常5分ほどで会場周辺につきます)

電車でのアクセス方法

JR身延線市川大門駅から徒歩15分(降り口は1か所しかありません)

混雑状況と交通規制

会場周辺は、17時30分~22時までは大規模な交通規制もあり注意が必要です。花火が始まる2時間ほど前の17時ころから、駅周辺からメイン会場までの多くの道が非常に混雑します。

特に混雑する車両通行止めの区間はこちらです。

大正~富士川大橋交差点まで車両通行禁止になります。

市川大門駅~笛吹ライン(県道4号)こちらも車両通行止めになります。

また、他の周辺道路でも駐停車禁止や、車両侵入禁止など規制がはいる場所があるようなので、事前に大会公式HPで確認して万全にしてから目指すようにしてくださいね。

大会HPはこちら http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/shinmei/index.html

車の場合(駐車場等)
大会当日は、臨時駐車場が4300台ほど用意されていますが、山梨県は車社会なため、車で行く人も多く、大混雑が予想されます。

会場近くの駐車場は、14時頃には、満車なんてこともあるようで、離れていても17時頃には、例年満車になってしまうので早めにお出かけすることをおすすめします。(全駐車場情報は大会公式HPにあり、満車情報も随時更新されます。)

また、離れた駐車場からは、無料シャトルバスも運行されるので、あえて離れた場所に車を止めてから、シャトルバスを利用して会場まで行くのもおすすめです。

花火大会終了後は、一斉に4000台以上の車が帰路に向かうため、大渋滞が起こります。田舎町で抜け道もない上に、路上に駐停車している車も多く、スムーズな通行が出来ないため、帰りの渋滞は時間にゆとりをもって望むしかありません。かなりの覚悟が必要です。

電車の場合
身延線は、ローカル線なので普段の電車の本数は一時間に一本程度と本数が少ないですが、大会当日は、臨時便があり増便されます。しかし大会の最寄駅が市川大門駅しかないため、想像以上に大混雑するので早めに行くのをおすすめします。

臨時便が載っている時刻表は、大会1週間くらい前にJR東海の公式HPで発表されるので確認してみてください。またSuicaのチャージや帰りの切符の用意は事前に済ませておく方がおすすめです。

 

まとめ

神明の花火大会は、2尺玉や超大型スターマインなどの大型花火がかなり多いので、少し離れた穴場スポットからでも存分に花火を楽しめることができます!穴場スポットは、車で行っても駐車場が割と空いているので安心できるし、家族や友人と一緒に、人混みを気にしないで花火鑑賞ができるのでおすすめです!あなたも今年の神明の花火大会に行く予定なら、是非、感動的な花火で素敵な思い出を残してくださいね!

 

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