こんにちは、ライターのまゆです!

コーティング加工が施されたフライパンって、食材がくっつきにくく、調理がしやすいので人気がありますよね。でも使い続けているうちに、どうしても表面のコーティングって剥がれてきてしまうんですよね。そんな時、その剥がれたコーティングが料理に混ざって、もし口に入ってしまったら、体に害があるのかどうか気になったことってありませんか?

私も先日、使っているフライパンのコーティングが剥げてしまっていることに気が付きました。最近買い替えたものだったのでショックだったんですが、剥げたコーティング剤を料理と一緒に家族に食べさせてしまっていると思ったら、家族の体の事が心配になってきました。家族には小さい子供もいるので、もし体に害があったらどうしようと不安になって、一度よく調べてみることにしました。

今回は私が調べたフライパンのコーティング剥がれについて、体への害や、そのまま使い続けていても大丈夫なのかをまとめてみたいと思います!

 

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フライパンのコーティングが剥がれたら使用するのをやめたほうがいいの?


フライパンの素材には色々あるようですが、現在、一番普及しているものは、アルミニウムの上にフッ素樹脂(テフロン)をコーティングしたものだそうです。

私の使っていたフライパンも、まさにそうだったので、まずはこのタイプのフライパンのコーティングについて詳しく調べてみました。

アルミニウムの上にフッ素樹脂(テフロン)をコーティングしたフライパンの場合

結果は、コーティングが剥がれた場合は、基本的には使い続けないほうがいいみたいです。

それはやはり、健康に害を及ぼす可能性があるからなんです。

アルミニウムの上にフッ素樹脂(テフロン)加工したフライパンのコーティングが剥がれることで起こるかもしれない健康に対する危険性を、場面別にまとめました。

■剥がれたコーティングを食べてしまった場合
コーティング剤として使われているフッ素樹脂は、フライパンの表面にPFOAという素材を使って張り付けられているんですが、このPFOAは人の体の中で分解されずに蓄積され、発癌性があるとも言われているんです。なので、剥がれてしまったコーティングが食べ物と混ざってしまい、口に入った場合は、少量であれば便と一緒に体から出ていってくれますが、もし長期間にわたり体内で蓄積されると、癌になったり、妊娠中であれば、おなかの赤ちゃんにも影響がでるかもしれないということでした。

■アルミニウムが溶けだした場合
コーティング加工が剥がれてしまうと、フライパンの素材がむき出しになり、内側のアルミニウムが溶けだしやすくなります。アルミニウムは、体内から排出しにくい物質です。もし溶け出したアルミニウムが口から体内に入ってしまうと、腎臓や泌尿器への影響が心配されると言われています。素材の部分が丸見えになってしまうほどコーティングが剥がれてしまったフライパンは、使わないほうがよさそうですね。

さらに調べていると、実はコーティング剤そのものにも危険性があるみたいです。

■コーティング剤そのものの危険性
フッ素樹脂は、実は400℃以上の高温で熱すると、有毒ガスが発生する物質だそうです。通常の調理では、そこまで高温になる前に料理が完成してしまうと思うので、害はないのですが、うっかり空焚きなどをしてしまうと、数分でこのガスが発生すると言われる危険な温度となってしまいます。有害ガスは、もし発生しても目に見えないものなので、気づきにくく注意が必要です。どのフライパンを使っても空焚きには注意しないといけませんが、フッ素加工のものにはこういった危険性があることを知っておくのも大切かと思いました。

その他の種類のフライパンの危険性って?


ここまで調べてみて、普段使っているフライパンに、こんな危険性が潜んでいたと知り、なんだか心配になってきたので、他の種類のフライパンはどうなのかなと気になってきました。

アルミニウム製のフライパンにフッ素樹脂(テフロン)をコーティングしたフライパン以外のものをお使いの方は参考にしてみて下さい。

コーティング別の危険性

コーティング剤の種類には、先に紹介した、フッ素樹脂(テフロン)以外にも数種類あります。フライパンを購入する時は、どんな種類のコーティング剤が使われているのか確認して、どのような危険性があるか、あらかじめ知っておくのもいいですね。

●ダイヤモンドコート加工
フッ素樹脂(テフロン)とダイヤモンドを混ぜ合わせたコーティング剤です。ダイヤモンドを混ぜ合わしていますが、フッ素樹脂(テフロン)を使用しているので、フッ素樹脂と同様で高温になると有毒ガスを発生させる危険性があります。

●マーブルコート加工
フッ素樹脂(テフロン)と大理石を混ぜ合わせたコーティング剤です。とても硬い粒子である大理石が混ぜ合わされていますが、フッ素樹脂(テフロン)を使用しているので、これもやはりフッ素樹脂と同様に高温になると有毒ガスを発生させる危険性があります。

●セラミック加工
セラミックのコーティング剤です。セラミックは耐熱性も高く、400度以上でも大丈夫で、万一その温度に達しても有害物質が出ることもないので安心だと言われています

 

フライパンの素材別危険性

コーティング剤の下のフライパンそのものの素材にも色々とあります。コーティングが剥がれてしまった場合は、溶けだしてくる可能性があるため、それぞれの種類の特徴も知っておくといいと思います。

●鉄
丈夫で熱伝導が高く、一昔前までは多くの家庭で使われていましたが、手入れが必要なことや、重たいことなどから近年はあまり使用されなくなってきました。体への影響については、フライパンの中では一番サビやすい素材であるため、コーティングが剥がれた場合、露出した部分からサビてくることが心配されます。サビは少量であれば人体には影響はないそうです。

●銅
昔は銅につくサビの一種、緑青(10円玉についている緑色のもの)が毒だという説もありましたが、昭和59年に厚生省(現在の厚生労働省)が無害に等しいと認めていますので、万が一溶けだしたとしても特に心配はいらないようですね。

●ステンレス
ステンレス鋼に含まれるクロムから精製される「六価クロム」という物質が癌を引き起こしたり、金属中毒による多臓器不全を引き起こす危険性があると言われています。しかし、ステンレス自体は1000℃を超えても安定している合金なので、普段の料理でこの「六価クロム」に変性することはないそうなので無害と考えられます。

●アルミニウム
他の素材に比べて融点が約600℃と低いので、有害物質が溶け出しやすいと考えられます。少量であれば問題ありませんが、長期間蓄積されると、アルツハイマー病・パーキンソン病、腎臓・膀胱・肝臓への影響、握力の低下や骨や神経系にも影響が出ると言われています。

●チタン
チタンは酸素と結びついて表面に硬い膜をつくるので、基本的に溶け出すことはないそうです。万一溶け出してもすぐに酸化してしまうので、人体に悪影響を及ぼすことはないと考えられます。

●セラミック
融点が高く高温でも解けにくいので、普段の料理で使用する中で溶け出すことはまずありません。そのため、人体への影響なしと考えられます。

 

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でも、コーティングが剥がれるのって何が原因なの?


コーティングが剥がれる主な原因は、ずばり「摩擦」と「熱」です。

フライパンを洗う時には、コーティングをこすり落としてしまわないように注意しないといけません。それに、うっかりの空焚きで高温に熱するのもよくないようです。

ここまで調べてみて、コーティングが剥がれてしまったフライパンは、どんな素材であっても使い続けるのはよくないようなので、できるだけコーティングが剥がれないように、この「摩擦」と「熱」についてできることを調べてみました!

コーティングを剥がれにくくするポイント

  1. 中火以下で調理する。空焚きはNG!
  2. コーティングされているフライパンは、高温での調理には向いていません。温度での使用が続いたり、空焚きしてしまたりするとコーティングが剥がれる原因になります。

  3. 金属製のフライ返しは使わない!
  4. 金属製のフライ返しだと、コーティングが傷つき剥がれの原因になります。木製やシリコン製等の傷の付きにくい調理器具がおすすめです。

  5. 調理したものをそのままにせず、すぐに洗う
  6. 特にフッ素樹脂は、熱の伝わりをよくするために薄くしてコーティングされています。そのため、ピンホールという小さな穴があるそうです。調理したものを放置しているとピンホールから油や調味料等が入り込んでこの穴を押し広げ、コーティングが剥がれてしまいます。

  7. 急激な温度変化を避ける
  8. 調理後すぐに洗うといっても、急に冷水をかけることは避けてください。急激な温度変化はコーティングが剥がれる原因になります。調理後少し冷ましてから洗うか、急ぎの場合は、お湯で洗うといいようです。

  9. たわしやクレンザーでは洗わない
  10. コーティングされた表面には、たわしやクレンザーは使わないようにしましょう。少し温かいうちに、先にキッチンペーパーや新聞紙、シリコン製のスクレーバー等で汚れを軽く落としておき、やわらかいスポンジ等でやさしく洗うのがおすすめです。

  11. 洗ったら布巾で拭いて水気をとる
  12. 洗った後自然乾燥すると、水道水に含まれるカルキ等の成分がフライパンについたままになって落ちにくくなり、コーティング面を傷めます。洗い終わったら布巾で水気を取るようにして下さい。

  13. フライパンの調理面に他の食器や調理器具を重ねない
  14. 重ねることで摩擦がおきて、コーティングに傷がつきやすくなるので、調理面には食器や他の調理器具が当たらないようにして保管するほうがいいようです。

もし、フライパンにサビが発生したらどうすればいいの?


フライパンは、金属等の素材でできているので、酸素と水があれば、サビが発生しやすくなります。特に鉄のフライパン1番サビやすいと言われています。サビが発生してしまったらどうすればいいか調べていると、サビには2種類あるということがわかりました。

■赤いサビ
鉄棒や鉄柵が赤茶色にサビているのを見たことがあると思いますが、あのサビのことです。口に入って問題ないのか気になりますが、少量であれば大丈夫だそうです。ただ、このサビは鉄の中まで入り込んでフライパンをボロボロにしてしまうそうなので、発見した場合はすぐに落としたほうがいいそうです。

 

■黒いサビ
赤いサビが鉄をボロボロにするのに対して、黒いサビは鉄の表面を保護して赤いサビから守る役目をするサビです。黒いサビは自然にはできないもので、鉄を高温で熱して酸化膜という膜を作る作業によって意図的に作ることができます。鉄のフライパンを使い始めるときにやることで「空焼き」と呼ばれています。こちらは料理と一緒に口に入ってしまっても体には無害だそうです。

サビの落とし方

サビの種類の違いがわかったところで、取り除いたほうがよい赤サビの落とし方を紹介します。落とし方にはいくつか方法がありました。

●サビを削る
紙やすりを使ってサビを削ります。クレンザーや金たわしを使ってしまうと表面に傷がついてしまって油膜が張りにくくなってしまうそうです。サビがひどい場合は、サビをコンロの火で直接熱して、サビを炭の状態にしてから炭ごと削るといいそうですよ。

●洗う
鉄のフライパンには洗剤は使わず、お湯で洗ってください。この時も表面を傷つけないようやさしく洗います。

サビないようにするための予防

サビを落とすことができたら、またサビてしまわないように予防できればいいですよね。基本的に鉄のフライパンに関してですが、できることがいくつかありました。

●熱する
熱して水気を完全に飛ばすとともに、高温で熱することで黒いサビを発生させます。この黒いサビは、フライパンをコーティングして赤いサビができるのを防いでくれます。ただし、室内で空焼きをすると、火災報知機が鳴ってしまう恐れもあるので、屋外でガスバーナー等を使って行ったほうがいいと思います。

●油を塗る
黒いサビでコーティングした後、さらに油をなじませることで2重のコーティングができます。よく、中華料理屋さんでみるやり方ですね。フライパンの底に油がたまるほどたっぷり入れ、弱火からスタートし途中から中火でフライパンを回しながらまんべんなくなじませます。最後はオイルポットへ油を戻し、フライパンに残った油はキッチンペーパー等で全体に塗って完了です。

フライパンのサビがきれいに落とせたら、きれいな状態が保てるよう湿気の少ない場所で保管したり、しばらく使わない場合は新聞紙などにくるんでサビから守りましょう!

コーティングが剥がれないフライパンってどんなのがあるの?

ここまで、フライパンやコーティングには色々な種類があることを紹介してきましたが、コーティングをしている以上、どんな高価なものでもいずれ剥がれてしまいます。

そこで、コーティングの剥がれが気になるならば、鉄・銅・ステンレス・アルミニウム等のコーティングのされていないものを使うことをおすすめします!

その中でも、特に私がおすすめだと思うものは、鉄製とステンレス製のフライパンです!
コーティングがないので剥がれる心配もありませんし、それぞれの特徴をうまく活用すれば長持ちできます!

鉄製のフライパン

鉄製のフライパンは一生ものとも言われます。高温に強く、熱伝導がいいので短時間で調理できて便利ですよね。手入れをすることで長く便利に使える反面、慣れるまで手入れが大変に感じたりするかもしれませんが、しっかりお手入れすればコーティング剥がれなど気にせずに長くつきあえるフライパンです。

■おすすめの鉄製フライパン

ネオキャスチール
シリコンが塗布してあるので鉄製のフライパンを使う時最初に必要な「空焚き」と「油ならし」という作業が不要です。使い続けるうちに自然に油膜ができてなじんでくるそうです。日本製で安心で口コミもなかなかいいですし、2000円台で買えるのでおすすめです!

ステンレスのフライパン

ステンレスは熱伝導があまりよくないので、間にアルミを挟んだ構造のものがいいと思います。サビない、油ならし不要、手入れが楽という特徴があります。また、冷めにくいので余熱調理でガス代の節約にもなります。炭水化物はくっつきやすいのですが、使い方のコツをつかめば炒める・焼く・揚げる・煮る・蒸す等幅広い用途に使えてとても便利です。

■おすすめのステンレスのフライパン

ビタクラフト社のウルトラ
アメリカのメーカービタクラフト社のステンレスフライパンです。アルミニウムも使用した全面5層構造が特徴です。一番小さい20cmのものでも1万円を超えますが、幅広い用途で使えて耐久性にも優れているので、一生ものとして持つのもいいですね!

 

要約

  • 人気がある「アルミニウムの上にフッ素樹脂(テフロン)をコーティングしたフライパン」の場合、コーティングが剥がれたものは、体に蓄積すると有害な物質なので、使用を続けないほうがいい。
  • コーティングの内側の素材がアルミニウムの場合、溶けだして口に入ると体に蓄積されやすく、腎臓や泌尿器への影響が心配される。
  • フライパンのサビは少量なら無害ですが、きちんと落として使うこと。
  • おすすめはコーティングのない鉄製や多層構造のステンレス製のフライパン!

まとめ

今回調べてみて、フライパンの素材や種類について、今まで知らなかったことが多くて驚きました。コーティングされたフライパンは、焦げ付きにくいので便利ですが、コーティングがかなり剥がれてしまったら、体の事を考えて買い替えたほうがいいということでした。

私はたった少量であったとしても、剥がれたコーティングをまだ小さい子供の口に入れたくはないし、もし空焚きしてしまったときの有害なガスの発生も怖いので、家族の為にコーティングのないステンレス製のフライパンに買い替えようかなと思っています!あなたも是非、今お持ちのフライパンの特徴を確認して、安全に、そして長く活用できるように見直してみて下さいね。

 

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