こんにちは、ライターのハルです!
今年も花粉の季節がやってきましたね。
我が家も主人と息子たちがひどい花粉症持ちなので、このシーズンは本当に憂鬱です。
外出から家に帰るときには上着をはたいて花粉を落としているのですが、特に困るのが洗濯物なんです。
本当は部屋干しにするのが一番なのでしょうが、うちには男の子が二人いて洗濯物が多く、干せる場所もありません。
何かいい方法はないのかと思っていたところ、以前ネットのニュースで洗濯物の干し方1つで花粉症を軽減できる方法があることを思い出したので、改めて花粉が洗濯物につきにくくなる外干しのやり方について詳しく調べてみることにしました!
花粉を洗濯物につきにくくするやり方!
外干しでも花粉を洗濯物につきにくくする方法は、早朝に干し始め、昼前には取り込むことです!
もし、洗濯物が乾ききっていない場合は、その後で部屋干しをして完全に乾かしてくださいね。
花粉は日が昇るにつれ飛散量を増していくため、飛散量の少ない夜から早朝に干し始め、ピークを迎える昼間頃より前に取り込むことで花粉の付着が少なくて済むそうです。
その他にも、花粉のシーズンに便利な洗濯の工夫がたくさんあったので、詳しくご紹介していきますね。
洗濯物を洗うときのコツは
ずばり、柔軟剤です!
柔軟剤は衣服の静電気の発生を抑えてくれるので、花粉の付着防止にも効果的なんです。
どのくらい効果があるのかというと、衣服に静電気が発生していると、発生していないときと比べて、約1.5倍も花粉が繊維に付着しやすくなるんだそうです!
しかも、柔軟剤の効果は洗濯物を干している間だけでなく、服を着始めてからも持続するので、これはぜひとも利用したいですね。
ちなみに、衣類の素材によっても花粉がつきやすいものとそうでないものがあって、例えばニットやフリースなどの静電気の発生しやすい服だと、綿の服の3~4倍花粉がつきやすくなるそうです。
綿、麻、シルクなどの素材や表面の凹凸が少なくつるつるしたものは花粉がつきにくいので、花粉症にお悩みの方は、着るものの素材にも気を付けて選ぶといいですよ!
また、短時間の外干しの後、洗濯物が乾ききっていない場合は部屋干しするので、生乾き臭を抑える抗菌洗剤を使って、洗濯物の菌をなるべく取り除いておくと安心です。
酸素系漂白剤を用いて除菌力を高めるのもおすすめですよ。
洗濯するおすすめの時間帯は?
早朝に洗濯するのがおすすめです!
そして、昼前には取り込んでしまってくださいね。
洗濯物は乾いた状態よりも濡れた状態の方が約2倍も花粉が付着しやすくなるので、花粉がなるべく飛散していない時間帯に洗濯物を干し始めることが重要なんです。
また、都市部での花粉の飛散量のピークは、「お昼ごろ」と「夕方ごろ」の2度あるので、その時間帯を避けることも重要です。
花粉は基本的に日が昇ると同時に飛散が始まって、飛散した花粉が山林から都市部に到着するまでには数時間かかります。そのため、都市部でのピークは昼頃になります。
都市部では、日が沈んでいくと、花粉の放出そのものは収まっていくのですが、夕方にかけては気温が低下して気流が発生するので、すでに飛散していた上空や地表の花粉が舞い広がることがあります。
ただし、山林が近い場合は飛散した花粉がすぐに届いてしまうので、朝からすでにかなりの量の花粉が飛散します。
そのような地域にお住まいの方は、外干しを避けるか、夜に洗濯を行い、日が昇るころには取り込むことをおすすめします。
洗濯物を干す際の注意点は?
洗濯物が多いからといって、隙間なくぎゅうぎゅうに干したり、干し方を意識しないで干すと、短時間で乾かないので注意してくださいね。
短時間で乾かすためには、気流を最大限に利用できる「アーチ干し」がおすすめです!
アーチ干しとは、洗濯物全体が弓のような形になるように、丈が長いものを両端に、短いものを真ん中に持ってくるように干すことです。
このとき洗濯物と洗濯物の間は、最低でも「こぶし」ぐらいの距離を開けておくと、風が通って乾きやすくなります。
そのほかに、ズボンなどポケットの多いものはあらかじめ裏返しておいてウエストが開くように筒干しにして、バスタオルなど大きなものは角ハンガーの周りを囲むように干すことで乾きが早くなりますので、ぜひ試してみてくださいね。
これらの方法は短時間で乾きやすくする工夫なので、もちろん部屋干しの時にも活用できます。
短時間で乾かせば、雑菌の増加を抑えることができるので、部屋干し臭の防止にも効果的です。
さらに、山林の近くにお住まいの方や、より花粉がつくのを避けたい場合は、洗濯物を干した上から、市販のカバーを使うことで、より花粉が付くのを防ぐことができますよ!
カバーがあれば、突然の雨や黄砂・PM2.5などからも洗濯物を守ることができるのでとても便利です。
市販のカバーは少しお値段が気になるという方は、45Lくらいの大きなゴミ袋を開いてかぶせ、上から洗濯ばさみで止めるという方法でも代用できますので、ぜひ試してみてくださいね。
洗濯物を取り込む時間帯とその後の部屋干しは?
洗濯物は昼前、遅くても11時頃には取り込むのがおすすめです!
ただし、山林の近くにお住まいの方は日が昇ると花粉の放出が始まってしまうので、なるべく朝早くに取り込むようにしてください。
取り込むときには、しっかり花粉を振り払うようにしてください。
ただし、あまり強く衣服を叩きすぎると繊維の奥まで花粉が入り込んでしまうので、やさしく払い落としてくださいね。
洗濯物が外干しでは乾かなかった場合は、部屋干しをすることになりますが、手軽だからといって、そのまま窓際のカーテンレールに干すのはNGです。
窓際は空気の流れがあまりなくて乾きにくい上に、カーテンや窓についた花粉や汚れが付着してしまう恐れがあります。
なるべく風の流れがあるエアコンの当たる場所や、換気扇のある浴室などにあらかじめ干す場所を確保しておくといいと思います。
他に部屋干しする際におすすめの方法って何があるの?
部屋干しは臭いが気になりますし、洗濯物の量によっては部屋の場所も取ってしまうので、なるべく短時間で乾かしたいですよね。
洗濯物は周りの湿度の高い空気を循環させることで乾きやすくなるので、扇風機を利用すると早く乾かすことができます!
目的は「空気を循環させる」ことなので、出力は弱でOKです。
なお、部屋干しの場所がなくて困るという方は、浴室で行っても効果的です!
浴室というと何となく濡れていてじめじめしたイメージですが、空気を循環させるための換気扇がついているため、特別な浴室乾燥機などがなくても、洗濯物が乾きやすい環境なんですよ。
また、浴室は面積が狭いので、除湿器を使う際にも早く湿度を下げることができ、効率的です。リビングと違って洗濯物を干していてもそれほど邪魔にもならないし、何より人目につかないのが嬉しいですよね。
花粉症がひどい場合は、インナーマスクもすごく効果があるので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
花粉のシーズンの洗濯は本当に悩ましい問題ですが、干し始める時間帯を花粉が少ない早朝にして、飛散のピークなる昼前に取り込むことで、外干しでも花粉の付着を抑えられることがわかりました。
洗濯するときは柔軟剤を使う、取り込むときには花粉を落とすといったちょっとした工夫だけでもかなり花粉の付着を抑えることができるので、我が家でもさっそく実践しています!
花粉を振り落とす際には、強く衣服を叩きすぎると余計に繊維に花粉が入り込んでしまうので、その点には気を付けてくださいね。