こんにちは!ライターのAliceです!
日本では、1年の始まりに年賀状を送って挨拶しますよね。
海外では、年賀状の代わりにクリスマスカードを送って、そこに年末年始の挨拶を書き加えるのが一般的です。
私もカナダに留学していたのですが、クリスマスシーズンには様々な場所でクリスマスカードが売られていました。
現在は留学から帰ってきてしばらく経つのですが、今回は留学中に仲良くなった友人に、クリスマスカードを送ってみようと思っています!
そこで今回は、クリスマスカードの英語でのメッセージの書き方や、注意点、海外への送り方などについてまとめてみることにしました。
クリスマスカードを英語で書くにはどうすればいいの?
クリスマスカードを英語で書く際、日本語同様にカードにメッセージを書いて、住所・宛名を書いて切手を貼って送ります。
ポストカードの場合は、中央に線が引いてあって、右半分は切手を貼って宛名を書くスペース、左半分はメッセージを書くスペースになっているので、間違わないよう気をつけてくださいね。
まずは、具体的にどんなメッセージを書けばいいのかご紹介します!
短めのメッセージならこちらがおすすめです。
クリスマスのメッセージに加えて、季節の挨拶の意味も込められているので、こちらの文もよく使われます。
もう少し長めのメッセージを送るときはこんな文がおすすめです。
このように短いものから長いものまで様々です。
これらのクリスマスメッセージに加えて自身の近況や昔の感謝の気持ちを添えると、オリジナリティがでてとてもいいと思います。
私は昔の友達に書こうと思ったので、その例を紹介します。
Merry Christmas!
How are you been? It has been long time.
I miss the time I spent with you in Canada.
I am going to graduate my university this winter and from next year, I am going to start my new work in Tokyo.
So, whenever you visit Japan, I will introduce many places in Tokyo and everywhere!
I miss you so much!
I hope that your Christmas would be enjoyable and may the essence of Christmas remain always with you all!
Sincerely, Akiko
親愛なるMaryへ
メリークリスマス!
元気にしていますか?久しぶり!
あなたと過ごしたカナダでの時間が恋しいです。
私はこの冬に卒業して、来年から新しい仕事が東京で始まるの!
だから、日本に来たときはいつでも東京やいろんなところを案内するね!
すごく会いたいな!
あなたのクリスマスが素晴らしいものでありますように!
そしてそのクリスマスの幸せがずっと続きますように!
真心を込めて、あきこより
クリスマスカードを送る際の注意点は?
クリスマスカードを送る際、相手の宗教によって、添えるメッセージやカードの絵柄に気をつけるようにしてください。
クリスマスは、イエスキリストの誕生を祝う日です。
つまり、キリスト教徒のための日なので、キリスト教徒の人に送るクリスマスカードには、Merry Christmas!(素敵なクリスマスを!)が適しています。
ただし、相手がキリスト教徒でなかったり、相手の宗教が分からないときは、できるだけキリストが関係する言葉やマークを使わない方がいいです。
特にイスラム教やユダヤ教の方は、キリスト教徒から迫害を受けたり、対立してきた歴史があるので、Merry Christmas!と送らないよう注意してください。
でも、「キリスト教をイメージする言葉やマークって?」と、疑問に思いますよね。
具体的に以下に例を挙げてみました。
クリスマスを連想するものは、ほとんどがダメなんてびっくりです!
海外の人は宗教に関して特に敏感なので、はっきりと相手の宗教が分からないのであれば、これからご紹介する例文を参考にしてくださいね。
なお、キリスト教徒の人に対して送っても失礼にならないのでご安心ください。
もう少し長めのメッセージを書きたいという人にはこちらがおすすめです。
このように季節の挨拶として送ります。
海外では、一般的にクリスマス~年末にかけて休暇となるので、「素敵な休日になりますように」といった内容がいいと思います。
なお、季節感を出すには、雪だるまや冬景色の絵柄がおすすめです!
せっかく日本から海外の方にクリスマスカードを送るのなら、日本の冬景色のカードや立体になるクリスマスカードを送ってみるのも喜ばれるかもしれないですね!
日本のカードはとっても凝ったものが多いので海外の人は喜んでくれますよ。
クリスマスカードの送り方は?
クリスマスカードを海外に送るときには、郵便局から送ることができます。
なお、自分で料金を計算して切手を貼ればポスト投函で送ることもできるようですが、郵便局のホームページでは国際郵便は「事業所でお出しください」と案内されているので、窓口で出すのが確実だと思います。
それでは、宛名の書き方をご紹介します。
宛名は、通常の手紙を送るときと同じように書きますが、海外に向けて手紙を送る際は英語で宛先を書かなければいけませんね。
●封筒に入れて送る場合
●ポストカードで送る場合
※記載されている名前、住所は架空のものです。
図のように、左側に差出人の情報、右側に送り先の情報を書きます。
ただ、ポストカードの場合は左半分にメッセージを書くため、右側にすべてまとめて宛名を書かなくてはいけません。
左側(差出人の情報)は、「From(~から)」送り先の情報は「To(~へ)」、と書いてから、次の行に名前・住所を英語で書いていきます。
英語では「名前」「苗字」の順番で書くので注意してくださいね。
また、住所は、日本語とは逆の順で書いていきます。
なお、見やすいように黒のペンで書くようにしてください。
そして、図に書いているように、国際郵便の際には「AIR MAIL」と封筒の空いている部分に書くのも忘れないでくださいね。
AIR MAILの文字は赤のペンで書いたほうが分かりやすいです。
また、グリーティングカードとして送る場合は、AIR MAILの下に「Greeting Card」「Xmas Card」「New Year’s Card」など、黒か青色のペンで書くか、手紙がグリーティングカードであることを郵便局で送るときに伝えてください。
海外への手紙の送り方はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
クリスマスカードはいつ頃送るのがいいの?
クリスマスカードを送る時期は、アメリカやカナダではThanksgiving Day(感謝祭)が終わったころからが一般的です。
この時期を終えると、クリスマスを迎える準備が始まり、多くの人はこの時期からクリスマスカードを送り始めます。
ちなみに、アメリカのThanksgiving Dayは11月の第4木曜日、カナダは10月の第2月曜日です。
クリスマスカードは日本の年賀状のように当日に届くものではなく、早めに届いたカードを暖炉などに飾って、クリスマスを待つためのものなのだそうです。
そのため、クリスマスを過ぎてしまうと失礼になってしまいます。
日本から届く日数を確認して、できるだけ早めに送るようにしてくださいね。
参考までに、東京から各都市に、一般的な航空便という便で送る場合の日数、料金の目安をまとめてみました。
※届くまでの日数はあくまでも目安です。運送便や通関、現地での取り扱い状況によって日数は変動します。
クリスマスカードはどんなデザインがいいの?
季節の挨拶状なので、自分の気に入ったデザインで大丈夫です。
だた、先ほどご紹介したように、キリスト教以外の人にクリスマスカードを送る際は、キリスト教に関係のないクリスマスカードを送るようにしてくださいね。
まとめ
今回はクリスマスカードを英語で送るための書き方や送り方についてご紹介しました。
よく使われる、Merry Christmas!以外にも様々なクリスマスを祝う言葉がありました!
また、宗教によっては、クリスマスを祝わない人もいるため、注意する点が意外と多くあります。
郵便局から安く簡単にクリスマスカードを送ることができるので、今年のクリスマスには自分のお世話になった海外の友達や先生にクリスマスカードを送ってみてはいかがでしょうか?