こんにちは!ライターのまゆです。
コロナウイルスによる外出自粛の影響で、長期保存できる食材の需要が高まっていますね!
また、いつ起こるかわからない災害への備えとしても、普段から長期保存できる食材を確保しておくことは、とても大事なことです。
とは言え、「長期保存できる食材と言われてもイマイチ思いつかない」とか、「塩などの調味料くらいしか知らない」という方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、長期で保存できる食材のおすすめから、災害への備えとしておすすめのもの、賞味期限のない食べ物についてご紹介していきます。
一人一人が備えておくことで、わが身を、そして社会全体を守ることにつなげていきたいですね!
長期で保存できる食材のおすすめ!
長期で保存できる食材のうち、私のおすすめは、乾麺です!
食事の基本はやはり主食なので、お米や麺類などの主食を長期保存できるのがベストですよね。
中でも麺類は種類が多いので飽きないうえ、密閉していれば常温で保存できます。
乾麺の種類
ざっとあげただけでもこれだけの種類があります。
さらに、スープの味を変えたり、具材を変えることでさらにバリエーションが広がりますね。
個人的には、お米が一番好きな主食なんですが、お米は精米すると1~2ヶ月以内には食べきらなくてはなりませんし、保存も10度以下での保存が望ましいので、一度にたくさんストックするのは難しいですよね。
それに、なにより重くて場所をとってしまいます。
そう考えると、長期保存するなら乾麺が一番だと思うのです!
また、スーパーなどで売られている麺類には色々な種類がありますが、下表のようにそれぞれ日持ちが違います。
長期保存なら、常温で長期間保存可能な乾麺がベストというわけです。
長期保存できる食材としては、やはり水分がポイントになってくるので、乾麺以外で長期保存におすすめの食材は、“乾物”や“フリーズドライ食材”です。
乾物やフリーズドライ食材は食材から水分を抜いてカラカラにしているので、常温であってもカビや細菌のもととなる微生物を長期間抑えられます。
食べるときも、水にふやかすと食べられるので手軽でいいですね!
スーパーで手に入る乾物
スーパーでも結構色々な乾物があります。
ただ、1品でおかずにはなりにくいので、フリーズドライの食材も購入しておくと便利ですよ。
素揚げしたなすをフリーズドライにしてあるので、常温で1年保存可能です。
フリーズドライ食品は短時間で味が染みやすいのが特徴なので、なすの煮浸しなどおかずの1品になります!
常温で約1年間持つ、ねぎ・キャベツ・ほうれん草のフリーズドライセットです。
おかずの一品にしたり、乾麺や味噌汁の野菜として使ったりと色々な使い方ができて便利です!
賞味期限なしの食べ物は?
賞味期限のない食べ物には、下記のようなものがあります。
それぞれ賞味期限がない理由について、みていきたいと思います。
砂糖
実際、我が家の砂糖にも下記のように表示されていました!
塩
そのため、賞味期限の表示を省略できると法律で規定されています。
我が家の塩を見てみましたが、長期保存しても品質に問題ない、と明記されていますね。
白梅干
1つ前にあげたように、塩には殺菌作用があるので、塩分濃度が高いとそれだけ殺菌効果が高いということですね。
さらに、梅干にはすっぱい成分「クエン酸」もありますが、これも殺菌効果があり、塩とクエン酸のダブルで常温でも腐らないと言われています。
ただし、市販されている調味料の入った梅干や減塩の梅干は殺菌効果が弱いので、冷蔵保存で賞味期限内に食べきるようにしてくださいね。
昆布
実際、乾燥させてある昆布であれば、賞味期限はないとも言われています。
ちなみに、昆布には白い粉のようなものがつくことがありますが、これはマンニットと呼ばれる旨味成分なので品質には問題ありません。
ただし、密閉できていなかったり水分が付着すると、白いカビが生えることもあるので、臭いをかいでみてカビ臭いにおいがしたら、廃棄してくださいね。
マヌカハチミツ
一般社団法人 日本養蜂協会によると、ハチミツは強い殺菌力をもっており、保存食の代表的なもので、古くなったものを食べても心配はありません。
http://www.beekeeping.or.jp/products/q-a
と言われているので、賞味期限を過ぎても問題ないと考えることができます。
しかし、福岡県立大学のはちみつの抗菌作用を実験したレポートによると、マヌカハチミツには抗菌作用はみられたものの、純粋はちみつ(加熱・加工をしていないもの)には見られなかったとの結果もあるので、長期保存をするのであれば、マヌカハチミツが安心です。
自然災害に備えるおすすめの備蓄品
自然災害では、火や電気などが使えない場合がほとんどです。
つまり、常温で長期保存ができて、なおかつ加熱などが不要でそのまま食べられるものを備蓄しておくことが必要になります。
ここからは、災害におすすめの食材をおすすめ順にご紹介していきます!
1位:レトルト食品
中でも私のおすすめは、ロングライフフーズの「そのまま食べられる」シリーズです。
ご飯やパスタなどの主食もあり、なんと5年間(お米は6年間)も保存できます!
種類も豊富なので、お好きなものを選んで備蓄しておくのもいいですし、セットもおすすめです!
スーパーなどによく売られているパックご飯だと、加熱せずそのままではやっぱり食べづらいです。
こちらのご飯なら、加熱しなくてもそのまま食べられるので災害時にとても便利です。
3日分の食事と防寒対策になるアルミシートがセットになっているので、非常用持ち出し袋などにセットしておくと、いざというときに心強いですよね!
2位:缶詰
賞味期限の目安は、中身の種類にもよりますが一般的には3年です。
災害用に選ぶときは、缶きりが不要な手で開けられるタイプ(プルトップ・プルタブ)を選んでくださいね。
やきとりやサバ缶のほか、フルーツ缶などもありますし、中にはご飯の缶詰もあります。
ひとまずスーパーで手軽に備えたい!というときには缶詰を探してみてください!
3位:ドライフルーツ
そんなときに手軽にとれるドライフルーツは、長期保存できるうえ、手軽に食べられるので、災害時に適しています。
また、食物繊維も豊富なので、環境がかわって便秘ぎみになることも防げます。
賞味期限の目安としては、水分量やフルーツの種類によって異なり3ヶ月~1年です。
自然災害に備えるおすすめな記事です。よろしければあわせて参考にしてみてくださいね。
長期保存できる食材の保管方法
長期保存できる食材であっても、正しく保存しないとカビや細菌が繁殖してしまうので、
を避けて保存することが大切です。
具体的には、
を避けて日光の当たらない冷暗所、戸棚などに密閉して保存すると長く保存できます。
こちらの記事では、災害の備えにお年寄りや赤ちゃんやペットに何を準備しておけばいいのかを詳しく紹介しているので、是非参考にしてみてください。
まとめ
長期保存できる食材や災害への備えにおすすめの食べ物をご紹介しました。
長期保存できるものであっても、正しく保存しなければカビや細菌が発生して腐ってしまうので、保存の仕方には気をつけてくださいね。
また、災害へ備えるのであれば、そのまま食べられるかどうか、もポイントになってくるので、目的に合わせて備えておくことが大切だと改めて思いました!
いざというときに慌てないためにも、普段から備えておきたいですね。