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軽減税率の対象になる品目はどこまで?日用品を簡単に確認する方法は?

投稿日:2019年9月24日 更新日:

こんにちは、ライターのハルです!

2019年10月1日より、消費税が10%に上がりますよね。テレビなども増税対策特集ばかりで「増税前にまとめ買い!」なんて言葉もよく耳にします。

とはいえ、今回の増税では消費税8%のまま据え置きされる「軽減税率」が適用される商品もあるといいます。

買ったものを置くスペースも限られていますし、消費税据え置きのものについてはまとめ買いを避けたいところです。

そこで、今回は軽減税率の対象になる品目を調べてみると共に、私的にまとめ買いした方が良さそうだなと思った商品についてもまとめてみました!

 

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軽減税率の対象となる品目はどこまで?

軽減と標準税率の看板

軽減税率が適用されるのは、外食・酒類を除く飲食料品と、定期購読している新聞のみです。

それ以外のものは全て消費税10%となってしまいます。

軽減税率は、増税の負担を補うための救済策と聞いていましたが、正直思ったより対象範囲が狭くて期待外れでした。

また、テレビなどではややこしいと言われることが多い軽減税率ですが、こうして対象商品を見ると、至ってシンプルに見えますよね。

しかし、実際は線引きが難しい部分も確かに多いようです。

迷ってしまいやすいケースごとにご紹介していきますね。

酒類かどうか迷うケース

酒類かどうかは「アルコール度数が1%未満かどうか」で決まるようです。

さらに、酒類と呼ばれるのは飲料だけですので、アルコールの入ったお菓子は菓子類として軽減税率の対象となります。

これらの条件を踏まえて、わかりにくいものを表にまとめてみました。

酒類表

外食かどうか迷うケース

外食とは、店舗で提供された食品をその場で食べることを言うため、テイクアウトやデリバリーは外食に当たらず、軽減税率が適用されます。

テイクアウトは店頭で「テイクアウトで」と言うだけではなく、お店と全く関係のない場所(お店が買った商品を食べるために許可をとったりしていない場所)で食べなければなりません。

ただし、このあたりの線引きはかなり難しいので、ケンタッキーなどの大手チェーン店の一部はテイクアウトも店内飲食も値段を同じにすると表明しています。

 

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食品・飲料でも軽減税率じゃない品目とは?

手で×をしている女性

軽減税率の対象物とされる飲食料品の定義「食品表示法」で食品とされるものかどうかで決まります。

このため、たとえ口にできるものでも、軽減税率が適用されないケースもあるんです。

それでは、食品・飲料でも軽減税率の対象でない商品について分類ごとに説明していきますね。

医薬品・医薬部外品

医薬品及び医薬部外品は食品の分類に入らないので、軽減税率の対象となりません。

薬などはもちろん、医薬部外品である栄養ドリンクなども軽減税率の対象外の商品です。

ただし、栄養ドリンクのような見た目でも、オロナミンCのように裏面の表示が「清涼飲料水」となっていれば、飲料となり、軽減税率の対象商品となります。

また、最近よく見るトクホ(特定保健用食品)も食品として軽減税率の対象です。

水道水

水道水はもちろん飲むことができますが、軽減税率の対象とはなりません。

皿洗いやお風呂など、食用以外の用途に使う分量が多いためとされています。

一体資産(食品とそれ以外がセットの場合)

おまけ付きのお菓子など、食品がそれ以外のものとセットになっているものを一体資産と言います。

一体資産は本体価格が1万円を超えると軽減税率の対象外です。

たとえ1万円以内でも食品以外の商品の価格が本体価格の1/3を超えると軽減税率の対象外となります。

代表的なものを表にまとめてみましたので参考になさってくださいね。

一体資産の表

日用品の税率を簡単に確認する方法は?

レジと8%10%に悩んでるイメージ

日用品を買うとき、税率が8%と10%のどちらになるのか迷ってしまったら店員さんに聞くのが一番早いです!

大抵の店には10月から軽減税率に対応したレジスターが導入されていますので、店員さんに聞けばすぐに確認してもらえるはずですよ。

また、事前に軽減税率が適応される商品を調べたいときは、こちらのサイトが便利です。

 

ざっくりとした対象商品の説明だけでなく、軽減税率の適応について、具体的なケースを想定して説明されているので、とてもわかりやすいですよ。

増税前に買っておいた方がいいものは?

買い物のチェックリスト

軽減税率の対象外となる商品は10月1日から増税となりますので、それより前にまとめ買いしておいた方がお得です!

増える税率はたった2%ですが、それに便乗して値上げする商品もありますし、増税前の需要の拡大を期待したセールなども各地で行われています。

増税前に買っておいた方がいい日用品をまとめてみましたのでぜひ参考にしてください。

・家庭内の消耗品(ティッシュ、各種洗剤、水回り用品、生理用品など)

・化粧品類

・ベビー用品(粉ミルク、離乳食は軽減税率対象なのでオムツ、おしりふきなど)

・ペット用品(全般。ペットフードも人間が食べられないので軽減税率対象外)

 

このようにまとめてみると、大体がドラッグストアにある商品ですので、まとめ買いはドラッグストアが便利かもしれませんね。

また、これらの日用品以外にも必要があれば買っておいた方が良いものとして

・家具、家電

・衣服、靴、鞄類

 

が挙げられます。

これらは増税前に大規模なセールが予想されますので、買い替えを検討中の方にはこの期間がおすすめです。

なお、増税はガソリンの価格にも影響しますので、車をお持ちの方は増税前に給油しておいてくださいね。

ただし、9月30日などはガソリンスタンドがかなり混雑すると予想されますので、ちょっと早めに入れておいた方がいいかもしれません。

まとめ

軽減税率について調べてみた結果、基本的には「飲食料品と新聞」が対象であるものの、グレーゾーンの商品も多く、最初の頃は戸惑ってしまいそうだなと感じました。

特に、おまけ付きお菓子などは自分での判断は難しそうなので、その都度、お店の人に聞いてみようと思います。

とはいえ、対象外の商品はわかったので、増税前のまとめ買いについては心配なさそうです!

増税前にまとめ買いをお検討中の方は、ぜひこの記事で軽減税率対象外の商品をチェックして、値上がりするものだけを無駄なくまとめ買いしてくださいね。

なお、増税後もお得にお買い物をしたいという方にはこちらの記事がおすすめです!

 

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