こんにちは!ライターのゆかです。

ご飯やお菓子を作っているときに、使おうと思った砂糖が固まっていて、なかなか取り出せなくて苦戦したこと今までにありませんか?

先日、子どもと一緒にお菓子を作ろうとしたら砂糖が固まっていて、スプーンでガリガリ削って使ったのですが、お菓子に使う砂糖の量は多く、固くて大変な思いをしました。。

今回のように砂糖が固まって使いにくいことが多々あるので、固まってしまった砂糖を買った時のようにサラサラな状態に戻す方法はないのか、防止できる対策を調べてみることにしました!

 

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すでに固まってしまった砂糖はサラサラに戻せるの?

粉砂糖の写真

砂糖が固まってしまったときの対処法をまとめてみました。

砂糖は乾燥によって固まってしまうことが多いので、その時に有効な方法を3つご紹介しますね。

①水を使った方法

一番即効性のある方法は直接砂糖に水をかける方法です。

袋に固まった砂糖を入れて、水をかけてあげるとサラサラな状態に戻ります。

広げた砂糖にまんべんなく水をかけるときは、スプレーで吹きかけてあげると簡単です。

また塊が大きいときは、水分が行き渡るまではサラサラにはなりませんので、その時は少し待つ必要があります。

早くサラサラにしたくて水を掛けすぎてしまうと砂糖が溶けて、「べちゃっ」としてしまいますので注意してくださいね。

一滴の水を入れるのも効果的です。

こちらは即効性はありませんが、少量でしたら一時間程度でサラサラになり、一晩程経てば全てサラサラになります。

即効性は無いですが、霧吹きのスプレーも必要ありませんので、お水一滴だったらすぐに用意できますよね。

 

②食品を使った方法

食パンや野菜を一片入れて、しばらく放置する方法があります。

パンや野菜に含まれる水分が砂糖に行き渡って、サラサラな状態に戻してくれます。

使う量が少量でしたら小一時間程度で、全体をほぐす場合は一晩程度入れておく方がいいようです。

長期間、食パンや野菜を入れておくと傷んでしまいますので、砂糖がサラサラになったらすぐに取り出すようにしてくださいね。

 

③電子レンジを使った方法

グラニュー糖の場合、普通の砂糖とは反対に湿気によって固まることがあります。

こうなると、完全に元に戻すことはできません。

一時的に有効な手段としては、電子レンジを使用する方法があります。

電子レンジは水分に反応して温めるので、ラップをかけずに水分を飛ばしてあげることによってサラサラな状態に戻ります。

温めすぎてしまうと砂糖が溶けてしまうので、様子を見ながら温めてくださいね。

とはいえ、電子レンジでサラサラに戻せるのは一時的で、冷めてしまうと固まってしまうのでその都度使う分だけにしてくださいね。

 

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砂糖が固まるのはどうやったら防止できるの?

スプーンに乗った粗糖
砂糖の種類を問わず、固まらないようにするには、なるべく密閉度の高い容器を使うことが大切です!

密閉容器を使えば砂糖が固まらない適切な湿度を保つことができます。

ただし、砂糖の種類に応じて注意すべき点が違ってくるので、それぞれ説明していきますね。

白砂糖、三温糖、きび砂糖

白砂糖や三温糖などの精製度が高い砂糖を固まらないようにするためには、袋から出してすぐ密閉容器に移すことが重要です。

密閉容器でしたら砂糖に必要な水分を閉じ込めることが出来るので、砂糖がサラサラなままで保存が出来ます。

密閉容器に入りきらなかった砂糖は空気を抜いて二重にジップ付きの袋に入れると良いです。

また、高温の場所に置くと、熱で溶けてくっつくこともあります。コンロの横などに保存することは避けてくださいね

 

黒砂糖

黒砂糖も白砂糖と同じように密閉出来る容器に移して保存しますが、黒砂糖は特に精製度が低いので、常温保存だとカビが生えたり、傷んでしまったりします。

それを防ぐためにも冷蔵庫で保存するのがオススメです。

 

グラニュー糖

グラニュー糖は固まりにくい砂糖ではありますが、まれに過度な湿気に触れると固まることがあります。

白砂糖や黒砂糖と同じように密閉容器に保存すると固まる心配がありませんよ。

 

最後に、砂糖がサラサラな状態なままで保存できるオススメのポットを紹介します。

このポットは内側に釉薬(ゆうやく)をかけているので、水分を逃がさず適度な保湿効果があります。

見た目も可愛いので、置いているだけで料理をするのも楽しくなりそうです。

なにより砂糖をポットに移し替えるだけでいいので簡単ですよね。

お塩用のものも売っているので、揃えて使うとより一層おしゃれです。

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砂糖が固まってしまう原因は何?

困っている男の子のイラスト

砂糖が固まってしまう原因は、砂糖にとっての適切な湿度に保てていないためです。

砂糖は性質上、水分を吸収しやすいため、くっつきやすくなっています。

そのため、白砂糖・三温糖などは使いやすさを考慮し、吸湿性がある糖液というものでコーティングして、固まらないようにしてあります。

購入した砂糖が少ししっとりしているのはこのためなんですね。

しかし、乾燥したところに置いて糖液の水分が蒸発してしまうと、元の砂糖の性質に戻って固まってしまいます。

一方、グラニュー糖に関しては糖液でのコーティングがなされていないため、本来の砂糖の性質通り湿気によって固まります。

砂糖によって適切な湿度が異なり、管理が難しいところですが、密閉容器を使って使うときだけ開けるようにするなどして、なるべく砂糖が外気に触れないように心がけていればどちらの場合にも対応することができますよ。

 
 

要約

・固まった砂糖の多くは乾燥が原因で水分を与えるとサラサラな状態に戻る

・グラニュー糖は湿気で固まることがあり、電子レンジで水分を飛ばすと一時的にサラサラにできる

・砂糖が固まらないようにするためには密閉容器を使うのが一番

・砂糖が固まる原因は、砂糖にとっての適切な湿度に保てていないこと

まとめ

砂糖をサラサラの状態に戻す方法は意外と簡単で、色んな方法があると分かりました!

今まで固まってしまった砂糖はスプーンで削ってとても大変だったのですが、今回は霧吹きでサラサラに戻してから使うことができました。今は密閉容器を準備して、そこに移し替えてから使っています。

砂糖が固まることもなく、料理をするのがよりスムーズになりました!

あなたも砂糖を使うときに固まってしまっていたら、今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね!

なお塩やコショウが固まったときはこちらの記事がおすすめです。

 

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