こんにちは!ライターの千尋です。
年末が近づき、そろそろ大掃除にとりかかる時期ですね!
私は今年、自分の家だけでなく祖母の家の大掃除もやることになり、とりあえず1番汚れのひどいキッチン周りの掃除から行おうと思ったのですが、掃除の量が倍なので、なるべく時間をかけずに綺麗にすることができないかと悩んでいます。
そこで今回は、キッチンの主要4箇所、換気扇、ガスコンロ、シンク、調理台まわりを短時間でお金をかけずにピカピカにする方法を調べてみたので、ご紹介しますね!
年末の大掃除でキッチンの主要4箇所をピカピカにするやり方!
キッチンの主要4箇所、換気扇、ガスコンロ、シンク、調理台まわりの掃除には、重曹を使った掃除がおすすめです!
そして、重曹は油汚れもしっかりと落とせるんです!
なお、これらの場所を効率よく掃除するには、手順も大切になります。
最初に、シンクに重曹水をためて換気扇やガスコンロの外せるパーツをつけ置きしておき、その間に、換気扇、ガスコンロの外せない部分、調理台の周りを掃除して、最後につけ置きに使った重曹水でシンクを掃除する、という流れにすると無駄なく掃除することができます!
コンロ周りとシンク周りでは汚れの原因が違うため、場所別に詳しい掃除方法をご紹介していきますね。
換気扇の油汚れ
換気扇の油汚れを落とすために用意するもの
換気扇の油汚れには酸性の性質があります。
そのため、アルカリ性の性質を持っている重曹水を使った掃除がおすすめです!
重曹水の作り方は以下の通りです。
水500mlに重曹を大さじ2いれてよく混ぜ合わせる。
これだけで、油汚れがすっかり取れる重曹水が完成します!
換気扇の油汚れの落とし方
<フィルターやファン等の分解できるパーツ>
2.洗い桶やシンク、ごみ袋に重曹水を用意する。
3.②で用意して重曹水に30分~2時間ほどパーツをつけ置きする。
4.つけ置きしたパーツを重曹水から取り出し、歯ブラシでこすり洗いをする。
5.きれいになったーパーツを水で洗い流す。
<レンジフードや分解できないパーツ>
2.レンジフードなど換気扇の分解できない部分を拭き掃除する。
3.汚れが落ちたら、雑巾で水拭きする。
<拭き掃除だけでは落ちない頑固な汚れ>
2.汚れ部分に張りつけて、30分ほど置く。
3.キッチンペーパーを取り除き、拭き掃除をする。
4.汚れが落ちたら、雑巾で水拭きをする。
掃除の途中に重曹水が乾いてしまうと効果が半減してしまうので、張りつけたキッチンペーパーの上からラップをするなどして、乾燥を防ぐことがポイントです。
こちらの記事でも換気扇のお掃除方法を詳しくご紹介しています。
合わせて参考にしてみてくださいね!
ガスコンロやガスレンジ周りの汚れ
換気扇の油汚れを落とすために用意するもの
ガスコンロやガスレンジは換気扇同様、油汚れがついています。
こちらは重曹ペーストを使って掃除するのがおすすめです。
重曹ペーストには弱い研磨作用もあるので、ガスコンロに傷をつけずにこびりついた油汚れを取り除くことができますよ。
重曹ペーストの作り方は以下の通りです。
小さな容器を用意し、重曹と水を2:1の割合で混ぜ合わせます。
ドロッとした状態になれば完成です!
ガスコンロやガスレンジの油汚れの落とし方
<五徳などの取り外せるパーツ>
2.洗い桶やシンク、ごみ袋に重曹水を用意する。
3.外した部品を②で用意した重曹水に30分~2時間ほどつけ置きする。
4.重曹水から部品を取り出し、歯ブラシでこすり洗いする。
<取り外せないパーツ>
2.歯ブラシで磨くように掃除する。
3.雑巾で水拭きする。
<磨き掃除だけでは落ちない頑固な汚れ>
2.30分ほど放置する。
3.歯ブラシで磨くように掃除する。
4.雑巾で水拭きする。
<魚焼きグリルの受け台や網などの取り外せるパーツ>
2.洗い桶やシンク、ごみ袋に重曹水を用意する。
3.外したパーツを②で用意した重曹水に30分~2時間ほどつけ置きする。
4.重曹水から取り出し、アルミホイルをくしゃくしゃに丸めたものをたわしの代わりにし、魚焼きグリルをこすり洗いする。
スポンジでこするより、各段に汚れが落ちやすいですよ!
<魚焼きグリルの取り外せないパーツ>
2.磨き終わったら、布巾などで水気をしっかり拭き取る。
シンクや水周りの汚れ
シンクや水回りの汚れは、水アカや石鹸カスが原因です。
水アカはアルカリ性、石鹸カスは酸性の性質をもつ汚れなので、それぞれ掃除の方法が異なります。
シンクの水アカを落とすために用意するもの
水アカはアルカリ性の性質を持つ汚れなので、クエン酸を使った掃除がおすすめです。
掃除に使いやすいクエン酸水の作り方は以下の通りです。
水100mlに対してクエン酸を小さじ1/2いれて、混ぜ合わせる。
シンクの水アカの落とし方
2.スプレーした上から乾かないようにラップを張り、2~3時間ほど放置。
3.ラップを取り除き、スポンジで磨く。
4.クエン酸が残らないように水をかける。
シンクの石鹸カスを落とすために用意するもの
「水アカは落ちたけど石鹸カスが残ってしまった」という場合は粉末の重曹を使って掃除をしてみてください。
シンクの石鹸カスの落とし方
2.スポンジでこすり洗いをする。
3.きれいになったら水をかけ、重曹を洗い流す。
重曹の研磨効果は比較的弱い物なので、年に1回、半年に1回程度の使用ならシンクへの傷の心配も少ないようです。
しかし、毎日重曹を振りかけて磨き洗いをするという場合は、シンクが傷だらけになる場合もあるので避けてくださいね。
排水溝の汚れを落とすために用意するもの
排水溝のヌメリには、重曹とクエン酸を使用するのがおすすめです。
排水溝の汚れの落とし方
<排水溝のカバーとゴミ受け>
2.重曹をふりかけ歯ブラシで磨く。
3.キレイになったら、重曹を水でしっかり洗い流す。
<排水溝内部>
このとき量が少ないと洗浄力が落ちてしまうので、排水溝の底が見えないくらい沢山重曹を入れるようにしてください。
2.重曹の上からクエン酸を注ぎ入れる。
排水溝の内部でしゅわしゅわと発泡する音が聞こえるまでクエン酸を入れてくださいね。
3.5分~30分ほどそのまま放置。
4.お湯で洗い流す。
重曹やクエン酸が残ってしまうと、乾いた時に汚れとなるので、しっかり洗い流してくださいね。
調理台や周辺の汚れ
調理台や周辺の汚れを落とすために用意するもの
調理台や、キッチン周辺の壁、床の汚れは、調理中に飛び散った油汚れが主になっています。
そのためここでの掃除にも重曹水の使用がおすすめです。
調理台や周辺の油汚れの落とし方
2.汚れをこするように拭き掃除をします。
3.汚れが落ちたら水拭きをします。
重曹水だけでは落ちない頑固な汚れには、重曹水200mlに対して食器用洗剤を1滴垂らして混ぜ合わせた洗浄液で同様にこすり落としてみてください。
こちらの方法はより強力な洗浄力がありますが、壁紙を傷めてしまうことがあるので、壁を掃除する際は注意してくださいね。
どちらの方法も、洗浄液が残らないよう仕上げに水拭きをしたら完成です。
まとめ
今回は、年末の大掃除でキッチンの主要4箇所(換気扇、ガス台、シンク、調理台)をピカピカにする方法をご紹介しました。
重曹とクエン酸を購入するだけで、キッチンの主要箇所を大掃除できるので、洗剤を何個も買いにいく必要がないのは嬉しいですよね。
また、重曹やクエン酸は時間をおいて汚れを分解していく洗剤ですので、その間に他の部分の大掃除ができて効率的です!
また、重曹には臭いを取る作用もあるので、臭いの気になるキッチン周りにピッタリな掃除法ですね!
今年は祖母の家の大掃除もあるので、重曹やクエン酸をフル活用していこうと思います!